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大切な家族であるペット。飼い主さんの急な引越しや一緒に旅行に行く場合、飛行機に愛犬を乗せたいという時もありますよね。

しかし、特殊な乗り物である飛行機には、ペットを乗せる場合にさまざまな制約があります。また、飛行機に乗せることができない種類の動物もいますので、事前にペットの搭乗についてよく確認しておくことが大切です。

愛するペットたち安心安全なフライトを楽しむために、手続きや決まりについて確認しておきましょう！今回は、大手航空会社のJALのペット搭乗についてまとめてみました。

小動物は預けることが可能！

基本的にJALにペットを搭乗させる場合には、受託手荷物として預けることになります。預けることができるのは犬、猫、小鳥、うさぎ、ハムスターなどの小動物です。

ちなみに金魚、カメ、昆虫は、ほかの乗客の迷惑とならない条件を満たせば機内持ち込みが可能ですが、条件については直接JALに問い合わせるのがよいでしょう。

ただしブルドッグなどは預けられない

JALにはペットを預けることができますが、ブルドッグなど鼻が短い犬種は預けることができません。鼻が短く鼻呼吸がしづらいため、口呼吸が多くなります。

犬に特徴的な行動のひとつに、舌を出してハッハッと呼吸をする「パンティング」があります。汗腺を持たない犬はこのパンティングをすることによって体温調節をしているのです。

ブルドッグなどの鼻腔の狭い犬が飛行機に長時間乗ってしまうと、環境の違いによるストレスからパンティングが多くなります。このパンティングがあまりにも多すぎると犬の身体に負担がかかってしまい、体温があがってしまうことで最悪の場合亡くなってしまうことも考えられるのです。

ブルドッグの飼い主さんにはつらい話ですが、愛するペットの命を守るためにも、飛行機搭乗は見送るしかないようです。

ペットの預け料金

次に、JALのペット預け料金についても確認しましょう。ペット料金はクレート（ケージ）１個当たりの値段だそうですが、犬・猫・うさぎ・ハムスターはクレート１個あたりに1個体が原則ですので、複数のペットがいる場合にはそのぶんの料金がかかります。

ペット料金は区間や期間によってことなり、3,000円～6,000円です。

JALにペットを預ける場合には、ペットとクレートの合計が32kgまでで、かつ預ける手荷物とペットとクレートの合計が100kgまでという重量制限があります。JALの受託手荷物は20kgまでは無料ですので100kgを超える場合はあまりないかもしれませんが、念のために覚えておくといいかもしれません。

大きいサイズのペットは事前に予約を

JALにペットを預ける場合には、自分のクレートかJALのクレートを借りるかの2択になります。JALでクレートを借りる場合、選べる大きさは犬・猫用はS～XLの4種類、げっ歯類専用のクレートはSとMの2種類があります。

小・中型犬と猫はSかMサイズのクレートを使用することになり、事前予約はいりません。

ただし、大型犬用のL・XLサイズのクレートは個数に限りがあるため電話での事前予約が必要です。

大型犬の飼い主さんはなるべく早めにJALに問い合わせてくださいね。

預けに関する確認書をプリントアウトして準備を

JALでペットを預ける場合には、事前に確認書を準備する必要があります。当日空港に持参しなければならないので、早めに用意しておきましょう。確認書はJALのホームページからダウンロードすることができます。

また、クレートがX・XLの場合は対象外ですが、ペット料金を事前にクレジットカードで支払える「ペット料金事前お支払いサービス」を活用すると、当日の手続きがスムーズになります。

JALの場合ペットのチェックインは手荷物カウンターでおこないます。確認書を持参し、出発時刻の３０分前までに手続きがすませられるようにしましょう。

まとめ

JALにペットを預ける場合、受託手荷物として預けることになります。料金は区間ごとに定められており、クレートにいれて手荷物カウンターで預けます。

JALにペットが搭乗する場合にはさまざまな制限があり、たとえば環境の変化に弱いブルドッグは搭乗することができません。

ペットを飛行機に乗せる場合には、確認書の用意や、大型犬の場合は事前予約などの準備が必要です。

当日も時間に余裕を持ち、早めに手続きをすませましょう。

安心してペットを預けられるJALの航空券をお探しでしたら、ぜひ【ソラハピ】のチケット検索ページをのぞいてみてください。大切なペットと、安全なフライトを楽しみましょう。