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2023.07.04

【JALキャンセル料】取消・予約変更・払戻の手数料はいくら?手続き方法における注意点も紹介します!

空港にいる男性
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飛行機を利用しようと航空券の予約をしたはいいものの、急な予定変更で予約変更や取消をしなければならなくなったという場合、キャンセル料というものが発生することがあります。なお、このキャンセル料に関してはいくつかの注意点があったり、またそれらを知っておかなければ高額な出費が発生してしまったりすることもあるのです。

そこでこの記事では、国内大手航空会社JALのキャンセル料について解説していきます。また、払戻などが関係する手続きに関してもまとめて解説していきますね。これからJALを利用するという方は、ぜひ参考にしてください。

※新型コロナウイルス感染症対策の基本方針に伴い、2月28日(金)~5月6日(水)のJAL国内線航空券・2月28日(金)~5月31日(日)の日本発着JAL国際線航空券(131で始まる航空券)について、取消手数料なしでの払い戻しが決定しています。この措置は特典航空券や運航可否、出発後などでも関わらず対応するとのことです。詳しくはJAL公式サイトをご確認ください。(2020年4月14日現在)

1.航空券取消時にキャンセル料が発生するのはいつから?

JALのキャンセル料は、航空券を取消する際に必ず発生するものではありません。そこでここではどのようなタイミングにおいてキャンセル料が発生するのか、について確認していきましょう。

■航空券購入後の取消でキャンセル料は発生する

結論からいうと、JALのキャンセル料が発生するのは航空券購入後に取消をした場合です。航空券を手配する上では、まず予約をして、その後に実際に支払いをして購入するという2つのステップを踏みます。

そして、この2つ目のステップの購入後での取消の際に、JALではキャンセル料が発生するのです。

■航空券購入前の取消はどうすればよいのか?

ここまでで、航空券の購入前での取消であればキャンセル料は発生しないということがわかりましたね。しかし、これでは「航空券を予約しただけの状態での取消はどうすればよいのか」という疑問が残るはず。

しかし、その心配はご無用です!というのも、予約をしただけの状態で購入期限を過ぎると、予約そのものが自動でキャンセルされるからです。そのため、航空券購入前の取消をする際は基本的に、JALに対して取消の旨の連絡をする必要はありません。

この購入期限は「予約日から見て2日後」、もしくはその運賃の予約期限の早い方が適用されます。たとえば「先得タイプA」の場合、予約期限である搭乗28日前の日に予約するとその日のうちに支払う必要がある点に注意しましょう。また「マイルdeおとも割引」は例外で、予約当日が購入期限となります(クレジットカードもしくはe JALポイント支払い)。

2.取消手数料は航空券の種類・タイミング次第

JALのキャンセル料はいったいいくらなのだろうか、と実際の金額が気になるという方も多いでしょう。なお、このキャンセル料は実はどの航空券を購入したのか、またどのタイミングで取消をするのかによって異なるのです。

■航空券の種類別キャンセル料

ここからは、予約した航空券の種類、そして取消のタイミングによってキャンセル料がいくらになるのを確認していきましょう。なお、以下の表は、航空券の取消をした後の払戻をする際の手数料440円(1区間)も含まれています。

航空券種類 出発55日前まで 出発20分前まで それ以降
(出発後含む)
普通運賃
身体障がい者割引
離島割引
介護帰省割引
往復割引
特別往復割引
JALビジネスきっぷ
440円
(予約取消のみも可能)
440円+運賃の20%相当額
(払い戻しのみ)
当日シニア割引
スカイメイト
440円
(払い戻しのみ)
特便割引のうち
「伊丹-新潟/松山/但馬」路線
「福岡-宮崎」路線
「鹿児島-種子島/屋久島」路線
「那覇-石垣/宮古/久米島」路線
440円+運賃の85%相当額
(払い戻しのみ)
特別割引の大部分
乗継割引7
440円
(払い戻しのみ)
運賃の5%相当額(払い戻しのみ) 運賃の90%相当額
(払い戻しのみ)
先得
乗継割引28
おともdeマイル
運賃の50%相当額(払い戻しのみ)

※2020年4月14日現在の情報による
※空港旅客施設使用料は全額払い戻し
※出発前で予約取消と航空券の払い戻し手続き日が異なる場合、払い戻し手続き日の手数料が適用

上記の表の通り、購入した航空券の種類によってキャンセル料が大きく異なることがわかりますね。また、特に注目してほしいのが、飛行機の出発前と出発後のキャンセル料も大きく異なるという点。

「先得」などの場合、割引率が高くお得に飛行機に搭乗できる一方で「乗れなかったときの負担が大きい」という特徴があります。とくに出発20分前を過ぎてから取り消すと、運賃90%相当額という非常に高額なキャンセル料が発生することもあるのです。
そのため、もしも航空券を購入した後に取消をしなければならなくなった場合には、できるだけ早くJALに連絡をするようにしましょう。

■取消手数料と払戻手数料の違いって?

航空券は先得や特便割引など「予約した便」と厳密に紐づくものと、「予約した便」と別に扱うことができるものの2種類があります。前者は「ペックス航空券(正規割引航空券)」といい、予約取消と同時に航空券も無効になるため、同時に払い戻すことが多いです。
一方後者は「ノーマル航空券(普通航空券)」といい、航空券のみを有効にしたまま、予約便のみを取り消すことも可能です。このようにして「搭乗する人・区間のみが設定された」航空券が「オープン航空券」です。オープン航空券は有効期限内であれば、後日改めて予約をおこなう、もしくは座席数の余裕がある便へ搭乗可能になります。
こうした違いを抑えたうえで、「取消手数料」は「予約」にかかる手数料、「払戻手数料」は「航空券」にかかる手数料と考えるとわかりやすいです。ただしJALの場合、取消手数料と払戻手数料が一体になっており、意識する機会は少ないかもしれません。

3.払戻について|手続き受付期間・場所に注意

前述でも少し触れましたが、JALの航空券の取消をした際には、あわせて払戻の手続きをすることになります。そんな払戻に関しても気を付けるべきことがあるので、ここで確認しておきましょう。

■手続き受付期間は10日以内

払戻の手続きをおこなう上で最も注意しなければならないことは、受付期間が定められているということです。この期間を過ぎてしまった場合、払戻を受けることができなくなるため、必ず守るようにしましょう。

【払戻手続き受付期間】
搭乗予約があるもの:搭乗予定日から10日以内
搭乗予約がない航空券:発行日の翌日から1年+10日以内。ただし株主割引が適用される場合、株主割引券の有効期限+10日以内

■手続き場所・払戻場所は支払い方法に準ずる

払戻の手続きをおこなうことによって、支払った航空券の運賃は返金されます。なお、その手続きをどこでおこなうことができるのか、また返金場所はどこなのかということは、支払い方法ごとに決められているので、この点はあらかじめ確認しておくようにしましょう。

【支払い方法ごとの払戻手続き可能場所】

購入場所 支払い方法 JAL公式サイトでの払戻手続き 電話での払戻手続き 空港カウンターでの払戻手続き
JAL公式サイト クレジットカード払い
e JALポイント払い
電話 クレジットカード払い
コンビニ 現金払い
インターネット振込/ATM払込 振込
空港カウンター クレジットカード払い
現金払い ×

※2020年4月14日時点の情報です。

返金場所に関しては、クレジットカードで航空券購入時に支払いをした場合はカードの利用が取り消され、手数料分が差し引かれます。ただしカードの締め日をまたぐ場合は、一度支払い口座から引き落とされた後、あたらめて返金される場合もあるので注意が必要です。

また、コンビニ払いやインターネット振込/ATM払込での支払いをした場合は、指定の銀行口座への振込となります。なお、空港カウンターで払戻の手続きをおこなった場合は、現金にて受け取ることが可能です。

4.予約変更をする際の手数料

急な予定変更により、取消ではなく航空券の予約変更をおこないたいという場合もあるでしょう。そこでここでは、JALにおける予約変更について解説していきます。

■予約変更の可否は航空券の種類による

結論からいうと、予約変更自体はおこなうことは可能です。ただし、予約変更は飛行機が出発する20分前までにおこなうことが条件となります。

また、予約変更をおこなうことができるのかどうかは、航空券の種類次第です。以下の表で確認してみましょう。

予約変更・取消 当日前便変更 座席アップグレード マルチエアポート対応
普通運賃
障がい者割引
離島割引
介護帰省割引
往復割引
特別乗継割引
株主割引
JALビジネスきっぷ
当日シニア割引
スカイメイト
おともdeマイル割引
乗継割引
特便割引
早得
× × ×

※2020年4月14日時点の情報です。

■予約変更不可の航空券&飛行機出発後の予約変更はどうするのか?

予約変更の可否については、先ほどのように航空券の種類によるということはわかりましたね。ただ、ここで以下のような疑問が浮かぶ方もいるでしょう。

予約変更不可の航空券をどうにか予約変更する方法はないのか
飛行機が出発した後の予約変更をする方法はないのか

これらのような状況に関しては、予約変更という手続きではなく、一度航空券の取消をして再度希望の航空券を予約・購入することになります。なお、すでに本記事でも解説していますが、このような場合には取消手数料・払戻手数料が発生してしまうのです。

つまり、予約変更不可の航空券や飛行機が出発してしまった後に予約変更をしようとした場合、予約変更手数料=取消手数料・払戻手数料になるということ。そしてこれに加えて、新しく航空券を予約・購入することになるため、非常に出費が大きくなってしまうことになります。また割引についても「そのときに利用できるもの」に限られるため、費用が想定より高くなってしまうおそれも十分に考えられます。

そのため、航空券を予約・購入する前に、予定が変更する可能性はないか、また予約変更が必要であれば飛行機が出発する前におこなうようにするなどをして、出費をできるだけ抑えられるようにしましょう。

5.欠航や遅延時の取消や払戻はどのような扱いになる?

JALの取消・払戻に関して、ここまで基本的には自己都合が原因である場合について解説してきました。なお、自己都合以外のことが原因で取消や払戻を考えることもあるでしょう。そんな原因が、以下のようなもの。

【自己都合以外の原因】
悪天候などによる欠航や遅延
機材故障などによる欠航や遅延
上記の影響を受け、機材を用意するのが不可能になった場合の欠航

上記のような場合、取消はもちろん、払戻・振替(予約変更)に関して、手数料不要で手続きをおこなってもらえる場合があるのです。なお、これらの手続きにおいては、以下の決められた期間内におこなう必要があります。

航空券の有効期間 振替(予約変更)可能期間 払戻可能期間
予約変更可の航空券 航空券の発行翌日から1年
ただし株主割引適用の場合、株主割引券の有効期限まで
航空券の有効期間内
または飛行機出発予定日+30日
※上記の長い方
航空券の有効期間+10日
または飛行機出発予定日+40日
※上記の長い方
予約変更不可の航空券 出発予定日のみ 飛行機出発予定日+40日 飛行機出発予定日+40日

また、欠航や遅延に伴って交通費や宿泊費が発生してしまった場合、その費用をJALの規定範囲内で負担してくれることもあるのです。

なお、予約・購入済みの航空券の種類に応じてルールが異なる場合があります。また、欠航や遅延の原因によっても手続きの流れなどが異なることもあるため、このような緊急事態に直面した際には、自分がどのパターンに該当するのかを確認し、JALに問い合わせてみましょう。

6.まとめ

JALのキャンセル料は、予約・購入した航空券の種類や取消のタイミングによっては非常に高額になることがあります。また、このことは予約変更をする場合にも当てはまることがあるのです。さらに、払戻に関しても手続き可能期間が定められているなど、気を付けなければならない点はあります。

このように、JALを取消や変更、また払戻をする上では注意しなければならない点が多くあるのです。場合によっては思わぬ出費が発生してしまうこともあるため、本記事で紹介した内容をしっかりと頭に入れておくようにしましょう。

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