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2023.07.04

ひたちなか市の観光情報!毎年100万人が訪れる市場とスタミナ満点の名物グルメ【計9選】

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茨城県ひたちなか市は、東京駅から電車でわずか80分でいける都市です。

東京から日帰りでも行ける場所でありながら、観光名所がたくさんあるため小旅行でもおすすめの観光地となっています。

今回はそんなひたちなか市を訪れた際に、行っておきたい観光スポット6選と食べておきたい地元グルメ3選をご紹介します。

まだひたちなか市へ行ったことがない方は、ぜひ当記事を読んで旅行計画の参考にしてみてください!

ひたちなか市は田舎と都会のバランスがよいまち

ひたちなか市は茨城県の中東部に位置するまちです。
以前は勝田市と那珂湊市(なかみなとし)に分かれていましたが、1994年に合併したことで現在のひたちなか市となりました。

市の東側は太平洋に面しており大きな海水浴場があるため、夏の時期には海水浴を楽しむ人が大勢訪れます。
海に面していることから水産業が盛んにおこなわれてきましたが、内陸部ではサツマイモやイチゴなどの農作物の栽培も活発です。

海と緑が印象的ですが、都心部に行くと大型ホームセンターやショッピングモール、映画館もあり、快適な都市環境が整っています。
商業施設が充実していながらも豊かな自然があり、まさに都会と田舎がバランスよく混在しているまちです。

ひたちなか市のおすすめ観光スポット【6選】

ひたちなか市のおすすめ観光スポットとして、当記事では以下の6つをピックアップしました。

・那珂湊(なかみなと)おさかな市場
・国営ひたち海浜公園
・ひたちなか海浜鉄道
・虎塚古墳(とらづかこふん)
・武田氏館(たけだしやかた)
・堀出神社・ほしいも神社

上から順に詳しくご紹介していきます!

那珂湊(なかみなと)おさかな市場

那珂湊おさかな市場は、その日の朝に水揚げされた新鮮な魚介類を販売する専門店が連なる魚市場です。
県内外から毎年約100万人が訪れるほどの人気スポットとなっています。

食材の販売店だけでなくお食事処もあるため、新鮮な魚をその場で食べることもできます。
海鮮丼やお寿司はもちろんのこと、海鮮炭火焼きやあんこう鍋、生牡蠣、生シラスと提供されているメニューはお店によってさまざまです。

どれもおいしそうで迷ってしまいますが、ここでしか味わえない絶品海鮮料理をぜひご堪能ください!

▼那珂湊(なかみなと)おさかな市場

住所 茨城県ひたちなか市湊本町19-8
営業時間 店舗により異なります。那珂湊おさかな市場のホームページより各店舗の情報をご覧ください。
定休日 店舗により異なります。
那珂湊おさかな市場のホームページより各店舗の情報をご覧ください。
HP http://www.nakaminato-osakanaichiba.jp/

国営ひたち海浜公園


写真提供:国営ひたち海浜公園

国営ひたち海浜公園は、国が運営する巨大な公園です。
その総面積は約350ヘクタールに及び、これは東京ディズニーランドのおよそ7倍に当たります!
※ただし、実際に開園されているエリアは215ヘクタール(参照:国土交通省 関東地方整備局 国営常陸海浜公園事務所

園内は大きく7つのエリアに分かれており、観覧車やジェットコースターなどが楽しめる「プレジャーガーデンエリア」、アスレチックやバーベキューが楽しめる「草原エリア」、多様な動植物が生息する自然豊かな「樹林エリア」などがあります。

園内にはレストランがあるので、思いっきり体を動かしたあとはゆっくりと食事を楽しむことができますよ!
子供から大人まで誰もが楽しめる観光スポットとなっています。

▼国営ひたち海浜公園

住所 茨城県ひたちなか市馬渡 字大沼605-4
開園時間 【3月1日〜7月20日】 9:30〜17:00
【7月21日〜8月31日】9:30〜18:00
【9月1日〜10月31日】9:30〜17:00
【11月1日〜2月末日】9:30〜16:30
利用料金 【入園料(一般)】
大人(高校生以上):450円(290円)
シルバー(65歳以上):210円(210円)

【入園料(2日通し券)】
大人(高校生以上):500円(350円)
シルバー(65歳以上):250円(250円)

※中学生以下は無料
※()内は20名以上(大人、シルバー、小中学生を合わせた人数でも可)の団体料金
※入園料は現金払いのみ

【プレジャーガーデン利用料】
のりもの券:100円分から販売
のりもの1日フリーパス:1名様3,800円(3才以上同一料金)

お問い合わせ先 【公園について】
国営ひたち海浜公園 ひたち公園管理センター(029-265-9001)

【プレジャーガーデンについて】
株式会社常陸サンライズパーク(029-265-8185)

HP https://hitachikaihin.jp/

ひたちなか海浜鉄道

ひたちなか海浜鉄道は、勝田駅から阿字ヶ浦駅までの計11駅を運行している鉄道です。
「鉄道が観光スポット?」と疑問に感じるかもしれませんが、一度乗車してみると納得いただけるかと思います!

運行中に車窓から見える広大な自然の風景はとても美しく、どこか懐かしい雰囲気を感じさせます。
春には桜並木が見られますし、途中の中根駅周辺は水田となっているため、田植え時期には張られた水が鏡のように列車や空の色を映し、夏になると緑の絨毯が広がります。

終点の阿字ヶ浦駅には、引退した車両そのものがご神体となり、鳥居はレールで作られたひたちなか開運鉄道神社があり、駅近くのほしいも神社とともに映えスポットとして人気を集めています

ひたちなか海浜鉄道を利用すれば、先ほどご紹介した那珂湊おさかな市場や国営ひたち海浜公園のすぐ近くまで行くことも可能です。
移動時間ですら楽しむことができるのは、ひたちなか市ならではの魅力ですので、ぜひひたちなか海浜鉄道をご利用ください!

▼ひたちなか海浜鉄道

路線図・駅 勝田駅・工機前駅・金上駅・中根駅・高田の鉄橋駅・那珂湊駅
殿山駅・平磯駅・美乃浜学園駅・磯崎駅・阿字ヶ浦駅
お問い合わせ先 ひたちなか海浜鉄道株式会社(029-262-2361)
HP http://www.hitachinaka-rail.co.jp/

虎塚古墳(とらづかこふん)

虎塚古墳は、7世紀初め頃(約1,400年前)に造られた長さ56.5mの前方後円墳です。
国指定史跡であり、1973年に日本で初めて未盗掘の状態から発掘調査によって確認された装飾古墳でもあります。

古墳の後円部には横穴式石室が築かれており、石室の壁には槍や大刀など当時の武器・武具等の壁画が描かれています。
壁画には白土や赤色顔料が使われていますが、このように彩色壁画がある7世紀初め頃の古墳はとても貴重です。

虎塚古墳の外観だけであれば常時無料で見学できますし、隣接している「ひたちなか市埋蔵文化財調査センター」を訪れれば、石室壁画のレプリカや出土された遺物なども見られます。

▼ひたちなか市埋蔵文化財調査センター

住所 茨城県ひたちなか市中根3499
開館時間 9:00~17:00(最終入館16:30)
入館料 無料
お問い合わせ先 ひたちなか市埋蔵文化財調査センター(029-276-8311)
HP https://hitachinaka-maibun.jp/

武田氏館(たけだしやかた)

武田氏館は、中世の武士の館を再現した建物です。
主屋のほかに納屋や厩(うまや)も建てられており、館の正面には門、板堀、堀もあります。

当時の武士の家が非常にリアルに再現されているので、歴史好きの方は特に必見です!
武田というと戦国時代の名将・武田信玄が有名ですよね。

武田信玄は甲斐(かい)の武将ですが、じつはその始祖はひたちなか市で誕生したと考えられています。
※甲斐(かい):甲斐国(かいのくに)。現在の山梨県。

平安時代の末期(12世紀初め頃)、源義光は常陸国(ひたちのくに)への進出を図り、義光の3男である義清を武田に土着させました。
※常陸国(ひたちのくに):現在の茨城県の大部分にあたる旧国名。
※武田(たけだ):ひたちなか市西部にある地域。
※土着(どちゃく):住み着くこと。

武田に土着した義清は、その地名をとって武田と名乗り、これが武田氏の始祖となります。
その後、甲斐国へ配流(はいる)となってしまったものの、甲斐国に土着した義清は新天地で再び礎を築き、その十七代後に誕生したのが武田信玄です。
※配流(はいる):流罪(るざい)にすること。島流し。

武田氏館には甲斐武田氏発祥に関係する資料のほか、刀や甲冑なども展示されていますのでぜひ一度見に行ってみてください!

▼武田氏館(たけだしやかた)

住所 茨城県ひたちなか市武田566-2
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合はその翌日)、12月28日から1月4日
利用料金 無料
お問い合わせ先 武田氏館(029-276-2525)
HP https://www.city.hitachinaka.lg.jp/shiminkatsudo/bunka/1002420/1002421.html

堀出神社・ほしいも神社

堀出神社は、江戸時代初期の大名である徳川光圀もお参りされたといわれる神社です。
光圀公が塚を掘り起こした際に御神体が出土されたと伝えられており、「掘って出た」ことから堀出神社と命名されました。

令和元年には堀出神社の境内に「ほしいも神社」も建立されています。
ほしいも神社は国内では令和になって初めてできた神社であり、美しい金色の鳥居が特徴的です。

茨城県では明治時代から干し芋作りが盛んにおこなわれており、特に、ひたちなか市の干し芋は日本一の生産量となっています。
そんな干し芋をより多くの人に知ってもらいたいとの思いから、ほしいも神社と名付けられました。

また、「ほしいものは総て手に入るように」という願いも込められています。
現在趣味や仕事、私生活で何かに打ち込んでいる人は、「ほしいもの」を手に入れるために参拝してみてはいかがでしょうか!

▼堀出神社・ほしいも神社

住所 茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町172-2
お問い合わせ先 堀出神社・ほしいも神社(029-265-9533)
HP https://horide-hachiman.com/

ひたちなか市のおすすめグルメ【3選】

ひたちなか市を訪れた際に、ぜひ召し上がっていただきたいご当地グルメを3つご紹介します!

・干し芋
・あんこう鍋
・スタミナラーメン

1つ目のグルメは「干し芋」です。
先ほど堀出神社(ほしいも神社)のご紹介でも触れましたが、ひたちなか市では古くからほしいもが作られてきました。

干し芋とはさつまいもを蒸した後に、切って乾燥させただけのシンプルな食品ですが、シンプルだからといって侮ってはいけません!
さつまいもは熱を加えることで甘さが倍増する性質を持っており、食べると自然な甘味が口いっぱいに広がります。

子供からお年寄りまでどなたにでも好まれる食品となっていますので、ひたちなか市の干し芋をぜひ食べてみてください!

2つ目のグルメは「あんこう鍋」です。
「西のフグ、東のアンコウ」と称される通り、あんこうは茨城県を代表する冬の味覚のひとつであり、中でもひたちなか市のあんこう鍋は絶品です!

あんこうにはコラーゲンがたっぷりと含まれており、意外にも脂肪は少なくヘルシーな食材であることから、女性にとても人気があります。

あんこう鍋が食べられるのは11月~3月ですが、特においしいのは肝が肥大する12月~2月です!
タイミングが合う方は、旬の時期を狙ってひたちなか市を訪れてみてください!

3つ目のグルメは「スタミナラーメン」です。
スタミナラーメンとはレバーやカボチャ、キャベツなどさまざまな具材を乗せたボリュームたっぷりのラーメンです。

熱々の甘辛い餡がかかっているのも特徴で、大きく分けると温かいラーメンに餡をかけた「ホット」と、冷たい麺に餡をかけた「冷やし」の2種類があります。
どちらも具だくさんで栄養満点ですので、ガッツリ食べたい方には特におすすめのグルメです!

市内にはラーメン店も多く、さまざまな店舗でスタミナラーメンが提供されています。
お店によって具材や味付けはアレンジがされていますので、あなたのお気に入りの一品を見つけてみてください!

ひたちなか市を観光するときは事前に計画を立てよう!

今回ご紹介した施設は、所在地がそれぞれ少し異なります。
たくさんの施設を周ろうと思うと、移動距離が長くそれなりに時間もかかってしまうので、どのような順番でいくつの観光地を周るのかを事前に計画しておきましょう!

計画を立てておくことで時間のロスが少なく、より多くの観光地を周ることができます。
各施設へのアクセス方法は以下のとおりですので、計画の参考にしてください。

施設名 移動手段・所要時間
国営ひたち海浜公園 勝田駅(JR常磐線)から路線バス
※春のネモフィラシーズン及び秋のコキアシーズンには、阿字ヶ浦駅(ひたちなか海浜鉄道湊線)から無料シャトルバスも運行されます。
ひたちなか海浜鉄道 ひたちなか海浜鉄道湊線(勝田駅~阿字ヶ浦駅までの計11駅を運行)
虎塚古墳(とらづかこふん) 中根駅(ひたちなか海浜鉄道湊線)から徒歩約30分
※中根駅は無人駅のため、勝田駅からタクシーの利用がおすすめです。
武田氏館(たけだしやかた) 勝田駅(ひたちなか海浜鉄道湊線)から茨城交通バス(水戸行き)に乗車し、武田本町で下車後、徒歩約10分
堀出神社・ほしいも神社 阿字ヶ浦駅(ひたちなか海浜鉄道湊線)から徒歩約2分

ひたちなか市へのアクセス

ひたちなか市には、JR常磐線勝田駅、佐和駅、ひたちなか海浜鉄道湊線の11駅(勝田駅はJR常磐線と共用)、JR水郡線常陸青柳駅、常陸津田駅の15駅があります。

その中で中心地として多くの方が行き交うのが勝田駅です。
初めてひたちなか市へ旅行に行く方には勝田駅周辺の散策がおすすめですので、勝田駅へのアクセス方法をお伝えします。

【東京方面から勝田駅に行く場合】 ※所要時間:約90分
上野駅ー勝田駅(JR常磐線)
【宇都宮方面から勝田駅に行く場合】 ※所要時間:約120分
宇都宮駅ー小山駅(JR東北本線)
小山駅ー友部駅(JR水戸線)
友部駅ー勝田駅(JR常磐線)
【いわき方面から勝田駅に行く場合】 ※所要時間:約60分
いわき駅ー勝田駅(JR常磐線)

まとめ

ひたちなか市には広大な国営公園や年間100万人が訪れる市場、約1,400年前の古墳まであり、観光スポットが盛りだくさんです。
都内からも近いため、手軽に行ける旅行先としてピッタリの地域となっています。
あなたも自然の中を走る列車に揺られながら、ひたちなか市のさまざまな名所を一度訪れてみてはいかがでしょうか?

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