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2023.07.04
東京から鳥取への移動術!空港・鉄道の使い分けで効率移動を目指そう
鳥取砂丘や水木しげるロードなど、さまざまな観光スポットがある鳥取県。人生に一度でも行ってみたい、これから行く予定の人もなかにはいらっしゃることでしょう。
しかし、東京から鳥取まで行きたい場合、どうやって移動すればよいのでしょうか。なるべく時間をかけない移動方法と問われれば、思いつく移動手段はおもにふたつ、新幹線か飛行機です。
このコラムではそんな東京—鳥取間の移動方法や、時間・、お金を節約する方法についてご紹介します。ので、ぜひ、旅行・、用事のスケジュールにお役立てください。
鳥取には鳥取空港・米子空港という2つの空港があります。東京の羽田空港からは、これら2空港との間に直行便が存在しますよ。以下のボタンから羽田空港~鳥取空港・羽田空港~米子空港の航空券を検索できます。
鳥取への移動術・飛行機編
〇移動時間をなるべくかけない
〇お金を節約したい
この2点を満たす東京―鳥取間の交通手段といえば、飛行機の右にでるものはないでしょう。飛行機といえば、利用したことがない、海外に行くときにしか利用したことない人にとっては「高い」イメージがついているかもしれません。
鳥取―東京間の移動であれば、しかし、国内線であれば、 距離や地上での移動方法と比べると、断然、飛行機を利用すれば、時間もお金も節約できることがあるのです。
まずは、利用する空港についてご紹介します。
【鳥取県東部へ】鳥取空港を利用する
鳥取県には大きくわけてふたつの空港があります。そのうちのひとつが鳥取空港、愛称は鳥取砂丘コナン空港とも呼ばれています。
鳥取空港は鳥取市にあり、鳥取東部に位置します。鳥取東部に用がある人は羽田空港から搭乗し、こちらの空港を利用するといいでしょう。
羽田―鳥取の移動時間は約1時間15分です。
鳥取空港からのアクセス
鳥取空港から主要駅までのアクセスは以下の通りです。
バス
鳥取空港からは各方面にいくバスが運行しています。運行しているバスは以下の通りです。
〇鳥取駅行き:約20分、460円
〇青山剛昌ふるさと館行き:約1時間、800円
〇砂丘会館行き:約20分、500円
※土日祝日のみ運行
タクシー
〇JR鳥取駅:約15分、目安費用2,620円~
〇鳥取砂丘:約15分、目安費用2,620円~
〇吉岡温泉:約15分、目安費用3,250円~
【鳥取県西部へ】米子空港を利用する
米子空港は境港市にある空港で、愛称米子鬼太郎空港とも呼ばれています。2011年に、第八管区海上保安本部美保空港基地と呼ばれる、海上保安庁の飛行機を格納する施設や事務所が米子空港の東側に増設されました。
山陰山陽 観光の空の玄関口としての役割を果たしてきた米子空港は、最寄り駅にJR米子空港駅が設けられています。
こちらも羽田空港からの便があります。羽田―米子の移動時間は約1時間15分です。
米子空港からのアクセス
米子空港には、最寄りにJR米子空港駅が設けられているのではもちろん 、さまざまな移動手段があります。目的地に合わせて、利用してみてくださいね。
バス
〇米子駅方面:約25分、590円
〇松江駅方面:約45分、990円
〇境港方面:約25分、100円
〇七類港方面:約30分、570円
タクシー
〇米子駅:約25分、目安費用4,100円~
〇足立美術館:約60分、目安費用8,000円~
〇大山寺:約70分、目安費用10,000円~
【鳥取県西部へ・番外編】出雲空港を利用する
鳥取県西部へのアクセスがしやすい空港として、出雲空港の利用もおすすめします。出雲空港は鳥取の隣県である島根県、出雲市にある空港で、羽田空港便が運航しています。
鳥取県西部にある米子市からも比較的近く、車、タクシーで徒歩10分のところにJR荘原絵駅が あります。
羽田―出雲間の移動時間は約1時間25分です。
空港へのアクセス
米子空港までのアクセスは、出雲空港から出ている連絡バス、JR松江駅から乗車し、JR松江駅から米子空港駅まで向かいます。
松江駅は、島根県の中心駅でもあるので、米子空港方面はもちろん、さまざまな方面へアクセスしやすいのも魅力です。
東京から鳥取までの移動時間
東京―鳥取間であれば、直通で片道を利用できます。しかし、電車からの風景を楽しみたい、最寄が空港より駅が近い人は、新幹線や電車を使いたいとも思ってしまうことでしょう。
次は東京―鳥取間を電車、新幹線を利用して向かう方法を見ていきましょう。
岡山駅まで「のぞみ」、そこから特急「やくも」に乗り換えが基本
東京都の名物のひとつであり、主要駅でもある東京駅。こちらから出ている東海道新幹線は名古屋市や大阪府まで短時間で、直通でアクセスできることから利用したことがある人も多いのではないでしょうか。
しかし、名古屋市や大阪府から直通で運行している新幹線でも、鳥取県までは直通で運行はしておらず、基本的に乗り換えという形で移動していきます。
岡山県まではのぞみで行こう!
新幹線を移動の主軸とする場合、まずは、東京駅から岡山駅まで向かいましょう。東海道新幹線はおもに3種。のぞみ、ひかり、こだまが運行していますが、この種類のなかでも新幹線の停車駅も少なく最短で目的地まで向かうのは「のぞみ」です。
博多駅行き、または岡山行きのものに乗車すれば約3時間で片道を利用できます。
岡山駅からは特急やくもに乗車
岡山駅からは特別特急列車やくもにのり鳥取県へ目指します。特別特急列車とは在来線を走り、必要最低限の駅にしかとまらない列車のことです。必要最低限の駅にしか止まらないことで、普通列車より早く目的地に到着できます。
特急やくものおもな停車駅は……。
〇岡山駅
〇倉敷駅
〇備中高梁駅(びっちゅうたかはしえき)
〇新見駅
★米子駅
★安来駅
〇松江駅
〇出雲市駅
※★は鳥取県内の駅です。
です。特急列車をうまく活用して目的地まで目指しましょう。
鳥取東部へ向かうなら姫路から特急「スーパーはくと」で
特急やくもは、鳥取西部側を路線とする電車です。鳥取東部を中心に観光、用事がある人は同じく、鳥取県を路線に運行する特別特急列車、スーパーはくとに乗車しましょう。
特急やくもは岡山県方面駅から運行するのに対し、京都駅を始発とし、新大阪駅、明石駅を経由して鳥取駅へ向かいます。
東京駅からは、新大阪方面の新幹線に乗車し、新大阪駅からスーパーはくとに乗り換えるとよいでしょう。
岡山―鳥取間は特急いなばも便利
岡山駅—鳥取駅間をつなぐいなばは岡山駅を除き、停車駅が6駅の特急列車です。おなじく、岡山駅から鳥取県方面に行くやくもは鳥取駅ではなく、米子駅に停車するため、鳥取駅を利用したい人はいなばを利用するといいでしょう。
旅を楽しむなら寝台特急「サンライズ出雲」も
電車から見る風景を楽しみたい人や電車移動が好きな人は、寝台特急「サンライズ出雲」の利用もおすすめします。寝台特急とは夜間を走る特急列車に、寝台車付きの特急列車を主体としたもののことを指します。
新幹線や在来線を走る電車とは違い、横になれるスペースがあるため、長い移動時間を苦にさせにくい環境が揃っているのです。
運行区間
サンライズ出雲は東京駅を始発とし、終点出雲市駅とします。全席指定席となりますが、ほぼ毎日運行しているため、空席状況によりますが、都合のいい日にちで予約を取れるかもしれません。
料金は東京―出雲市間で15,070円~、始発駅(東京)から終点駅(出雲市駅)までは夜間運行で約12時間 かかります。
鳥取県へいくには、米子駅で下車。東部へいくなら、出雲市駅、または松江駅に下車して 乗り換えると行きやすいかもしれません。
鳥取への移動術・鉄道編
東京―鳥取を短時間で行き来する方法は大きくわけてふたつの移動方法があります。それが飛行機、新幹線+電車の乗り継ぎです。
短時間で両区間を、時間もお金も節約できる移動方法はどれかご紹介していきます。
飛行機利用は早期予約がお得に乗るコツ!
飛行機は料金が高いというイメージがつきがちですが、実は次のようなコツを押さえれば、新幹線+電車の移動方法より安く済むこともあります。
今回は鳥取空港、米子空港、出雲空港の3つの利用料金を表でまとめました。
【羽田空港―鳥取空港】
種類 | ANA |
---|---|
普通運賃 | 27,790円~(FLEX D) |
75日前運賃 | 10,190円~ |
55日前運賃 | 10,490円~ |
45日前運賃 | 11,490円~ |
28日前運賃 | 14,390円~ |
21日前運賃 | 18,490円~ |
3日前運賃 | 22,890円~ |
前日運賃 | 27,290円~ |
※2019年6月4日から搭乗予定日調べ(期間によって料金変動あり。羽田空港施設使用料含む)
※フライト時間は1時間15分です(運航状況によって変動あり)
【羽田空港―米子空港】
種類 | ANA |
---|---|
普通運賃 | 28,800円~(FLEX D) |
75日前運賃 | 10,590円~ |
55日前運賃 | 10,990円~ |
45日前運賃 | 11,990円~ |
28日前運賃 | 16,090円~ |
21日前運賃 | 19,890円~ |
3日前運賃 | 24,290円~ |
前日運賃 | 28,590円~ |
※2019年6月4日から搭乗予定日調べ(期間によって料金変動あり。羽田空港施設使用料含む)
※フライト時間は1時間20分です(運航状況によって変動あり)
【羽田空港―出雲空港】
種類 | JAL |
---|---|
ウルトラ先得(75日前) | 10,090円~(FLEX D) |
スーパー先得(55日前) | 11,390円~ |
先得割引タイプB(45日前) | 12,590円~ |
先得割引タイプA(28日前) | 13,590円~ |
特便割引21(21日前) | 15,790円~ |
3日前運賃 | 24,290円~ |
前日運賃 | 25,890円~ |
※2019年6月4日から搭乗予定日調べ(期間によって料金変動あり。羽田空港施設使用料含む)
※フライト時間は約1時間25分です(運航状況によって変動あり)
飛行機は予約をすると安くなる?
JALやANAでは、搭乗予定日前に予約すると割引をしてくれるプランがあります。割引プランや座席状況、期間などによりますが、最大で普通料金の半額以下で航空券を手に入れられるのです。
しかし、日数の制約があったりするので、タイミングによっては納得できる金額の航空券を入手できないこともあります。
しかし、それでも普通運賃を予約するよりも安い料金で入手できますので、ぜひ活用してみてください。
ソラハピを利用してみる
ソラハピは各航空会社の最安チケットを比較しているため、搭乗予定日前日までの最安航空券を検索、予約をすることができます。急な用事で航空券が入用になったけど、なるべく安い航空券を手に入れたい。そんな人もぜひ、ソラハピを利用してみてくださいね。
鉄道利用は新大阪で分けるのがコツ?
新幹線で鳥取県へ向かう場合は、基本的に乗り換えが必要になります。東京―鳥取間でかかる新幹線、電車の費用は以下の料金を参考にしてみてください。
到着駅 | 鳥取駅 | 米子駅 | ||
---|---|---|---|---|
使用特急 | はくと | いなば | やくも | サンライズ出雲 |
経由 | 新大阪 | 岡山 | ||
乗車時間 | 約2時間40分 | 約1時間50分 | 約2時間20分 | 約12時間 |
普通運賃 | 11,450円 | 13,270円 | 11,660円 | 11,660円 |
新幹線特急料金 (のぞみ指定席) |
5,500円 | 6,660円 | – | |
在来線特急料金 (指定席・新幹線からの乗継ぎのため半額) |
1,760円 | 1,270円 | 1,240円 | 3,760円~ |
合計 | 18,710円 | 21,200円 | 19,560円 | 15,420円~ |
(2019年6月現在)
新幹線、電車を安く済ませるコツ
自宅の場所によっては空港利用より、新幹線、電車を乗り継いだ方がいいと思う人もなかにはいらっしゃることでしょう。通常料金で鳥取まで向かえば片道2万円以上しますが、以下の要点を参考にするだけで、少しでも交通費を抑えることができますよ。
往復割引を利用してみる
往復割引とは、JRがおこなっている割引プランのひとつです。JRが運営する新幹線、または在来線の走行距離が601㎞以上だと、みどりの窓口で往復きっぷを購入する時に乗車賃の約1割が適用されます。
東京から岡山駅だけでも走行距離が約730㎞あるので、この往復割引の適用範囲内となります。
EX予約
EX(エクスプレス)とは、JR東海が運営する新幹線会員制予約サービスのことです。年会費はかかりますが、EXで新幹線のきっぷを予約するときに、高い割引き率の新幹線のきっぷを予約、購入することができます。
東京―岡山間で指定席をEX予約した場合の料金が16,010円。新大阪までは13,370円で購入できるのです。
やくもスーパー早特きっぷ
新大阪―米子間を利用する場合は、やくもスーパー早特きっぷを購入してもいいかもしれません。やくもスーパー早特きっぷとは新大阪駅からの新幹線+特急やくもの割引プランです。この区間の通常料金(新大阪―米子の場合)10,170円ですが、これが4,600円まで安くなります。
4,600円は岡山―米子間を特急やくもを利用する料金とそう変わりません。片道分に新幹線、特急料金が含まれているのはお得といえますね。
こちらの組み合わせも検討してみてください。
寝台特急を利用した際の料金を夜行バスと比較
種類、区間 | 料金 |
---|---|
東京駅―出雲市駅(寝台特急) | 15,070円~ |
東京駅―出雲市駅(高速バス) | 4,700円~ |
寝台特急は約12時間、高速バスの場合、出雲市駅までが約13時間、米子駅まで約10時間かかります。感じ方には個人差があるものの、長時間の移動のストレスをなるべく軽減したい人は、体が辛いときもすぐに横になれる寝台特急を利用。なるべく費用を安く済ませたい人は高速バスを利用するといいでしょう。
【結果】時間とお金の節約面を考慮すれば飛行機がおすすめ
お金を節約するという面では高速バスが一番安いと表現してもよいでしょう。しかし移動中に疲れがたまりやすいというデメリットがあるほか、バスの座席で睡眠を取らなければならず家族での旅行などには向きません。
時間とお金を節約するという面では、総合的にみて飛行機が安いといえます。割引プランをうまく利用すればフライト時間約1時間半、料金は1万弱で片道を利用できます。
まとめ
東京―鳥取間は高速バスで移動すれば、片道約13時間、往復で約26時間の時間を費やします。その分、往復の料金が安くなる傾向があるため、お金を節約したい人にはおすすめの移動手段といえます。
しかし、「時間とお金の節約」この両方を実現できる移動方法は飛行機です。飛行機であれば、片道約1時間半、往復でも約3時間足らずで両区間を行き来できるのです。
うまく割引プランを利用すれば、満足ができる旅行、用事のスケジュールも立てやすくなるでしょう。
時間に余裕がない人でも、ソラハピを利用すれば、いつでも最安の航空券を検索、予約することができます。気になる人はぜひ、一度、利用してみてくださいね。
また鳥取への旅をお考えでしたら、当サイト【ソラハピ】のチケット検索ページへ!お得な航空券を見つけることができますよ。
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