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1年を通して多くの観光客でにぎわう沖縄県。そんな沖縄県にはソーキそば・ゴーヤチャンプルなどの郷土料理や、ちんすこう・サーターアンダギーなど沖縄ならではのお菓子も多くあります。

グルメ以外にも「美ら海水族館」や「首里城」は沖縄の定番の観光地もたくさんあるので、観光スポットに合わせた旅行のスケジュールを組み立ててみてください。

今回は山口から沖縄に飛行機を利用して、お得に行く方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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山口県内の空港で那覇への直行便が出ているのは？

沖縄は東シナ海を含む海に囲まれ、150以上の島々からなる県です。そんな沖縄県に山口から行き来する場合、短時間で移動できる交通手段は飛行機の右にでるものはありません。

山口県内の空港から沖縄直行便は出ているか

山口県内にはふたつの空港があります。それが、宇部空港と岩国空港です。この2空港のうち那覇空港の直行便が出ているのは岩国空港で、1日1往復運航されています。フライト時間は約2時間です。

とはいっても、合計の移動時間は約3時間を超えることが多いでしょう。なぜなら、空港内での手続きには意外と時間がかかるからです。混雑時には搭乗手続きや手荷物検査の時間も長くなるため、最低でも搭乗時間の1時間以上前には到着しておきましょう。

岩国―沖縄直行便の料金

岩国空港から沖縄、那覇空港までの料金は以下を参考にしてください。

岩国―那覇	ANA
普通料金	33,900円～（FLEX　D）
75日前運賃	11,620円～
55日前運賃	11,920円～
45日前運賃	12,320円～
28日前運賃	13,420円～
21日前運賃	13,720円～
3日前運賃	28,720円～
前日	31,920円～

※2019年7月23日から計算した2019年10月16日の運賃
※消費税・旅客使用料込
※時期、プランによって値段の変動あり

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・岩国空港までのアクセス

岩国空港は山口県岩国市に設けられている空港になります。そのため、市外からアクセスする場合は基本的に車、免許を所持していない人などは公共交通機関などの移動が主になるでしょう。公共交通機関で岩国空港までアクセスする場合は、以下のルートがおすすめです。

〇岩国市内から

岩国市内にお住まいの人は、JR岩国駅を目印にするといいかもしれません。JR岩国駅から徒歩4分ほどのところにある、いわくにバス「岩国駅前」停留所から発着している岩国空港行きのバスに乗車し、岩国空港まで向かいましょう。
岩国駅からは徒歩も含め、およそ16分、200円で片道利用できます。

〇徳山市内から

徳山市内からは、JR山陽本線、坂行きのものに乗車し、岩国駅で下車します。岩国駅から徒歩でいわくにバス「岩国駅前」停留所まで行きましょう。そちらから岩国空港行きのバスに乗車し12分で着けます。
ここまでの所要時間は約1時間42分、片道1,170円かかります。

〇山口市内からは利用する交通機関による

山口市内からは在来線での移動が主になります。道順としては、新山口駅からJR山陽本線に乗車し、岩国駅まで向かいます。岩国駅からは岩国空港行きのバスに乗車し、目的地に向かうといいでしょう。
ここまでの乗車時間は約2時間36分。1,860円の片道料金となります。

〇萩市内も新幹線を利用するか否かで決めよう

萩市から、岩国空港で在来線を利用して移動する場合、最短、最安ルートでも約4時間30分の移動時間がかかります。

萩から出発する場合、萩・明倫センターから新山口行きの高速バスに乗りましょう。新山口からは、岩国駅行きの電車に乗り、岩国駅を目指します。

岩国駅から徒歩でいわくにバス、岩国駅前停留所へ行き、バスで岩国空港へ向かいます。ここまでの片道料金は3,900円です。

新山口―新岩国駅間の移動を新幹線にすれば、約3時間40分まで短縮できますよ。

しかし自宅からの移動で長時間の道のりはちょっと……と思う人もいることでしょう。
「料金がかかってもいいので、短時間で空港に行きたい」場合は新幹線を利用して、福岡空港へ目指すことをおすすめします。こちらのルートは後章でご紹介します。

福岡空港まで移動するのも手

山口県の隣の県、福岡県にある福岡空港からは、2019年6月時点で1日に14往復運航されています。岩国空港では1日1往復のみなので、時間的に合わない場合は、福岡空港を利用することも検討してみましょう。

・朝から夜まで自分の旅程に合わせたフライトが選べる

前述した通り、1日14便運航しています。朝から夜まで、自分の旅程に合わせたフライトが選べるため、スケジュールも立てやすくなることでしょう。

・LCCで航空券の費用を抑えることも

LCCとはローコストキャリアの略で、無料サービスの廃止や有料化、機内の設備を簡素なものにすることにより、正規運賃自体の低価格を実現した航空会社です。福岡空港―那覇空港間を運航しているLCCはピーチが挙げられます。
岩国空港では沖縄直行便はANAのみの運航となります。しかし、福岡空港ではLCCも運航しているため、利用方法によっては片道の交通費を抑えることも可能でしょう。

・山口市から西部よりにお住まいの人は福岡空港の利用もおすすめ

岩国空港の利用は、山口県内のなかでも広島よりにお住まいの人でないと少々アクセスしにくい面もあります。また、萩市などの日本海側に住まわれている人も電車の運行状況などによってはアクセスしにくいかもしれません。

住まわれている地域にもよりますが、目安としては、山口市から西部よりに住んでいる人は交通手段によっては、福岡空港の利用を検討しましょう。

・山口県から福岡空港までのアクセス

山口市内、萩市内は交通手段によっては、沖縄への片道にかかる時間を大幅に節約できることもあるのです。

【山口市内】新幹線を利用する場合は福岡空港を利用しよう

山口市内から在来線を乗り継ぐ場合は、岩国空港の最寄り駅である岩国空港へのアクセスをおすすめします。しかし、新幹線を利用してでも片道の移動を短縮したい場合は、福岡空港の利用を検討しましょう。

新山口駅から山陽新幹線、博多行きのものに乗り、博多駅で下車します。博多駅から福岡空港駅まで地下鉄で4分ほどの時間で到着できます。合計の所要時間は、50分ほどを目安としておきましょう。

【萩市】新幹線を利用する場合は福岡空港を利用しよう

新幹線を移動に組み込む場合は、岩国空港より、福岡空港の方が移動時間を短縮することができます。道順としては、萩市内、萩駅前から運行する高速バスで新山口駅まで向かいます。新山口駅からは、博多行きの新幹線に乗車し、博多駅を目指しましょう。

博多駅で下車し、地下鉄で目的地まで向かいましょう。ここまで移動時間は約2時間30分。のぞみ指定席を利用で7,790円です。

萩駅から長門駅乗り換えで厚挟駅へ向かい、厚挟駅から新幹線こだまで福岡空港へ向かえば片道約3時間8分、指定席利用で、6,410円で空港まで行けますよ。

・下関市、下関市よりに住んでいる人は福岡空港を利用しよう

下関市、またはその周辺に住まわれている人は、岩国空港までの移動が少々大変です。もし岩国空港の利用が困難だ、という場合は、福岡空港の利用をおすすめします。

下関市に住まわれている人は下関駅からJR山陽本線小倉駅行きに乗車し小倉駅へ向かいましょう。小倉駅から特急列車ソニックに乗車し、博多駅へ向かいます。博多駅から地下鉄で福岡空港駅へ向かえば、1時間20分ほどで到着できます。片道料金は自由席利用時2,240円、指定席の場合2,760円です。

新下関駅が最寄の人は山陽新幹線、こだまの停車駅となるので、こちらから博多駅へ向かい地下鉄を乗り継げば指定席利用時3,800円で片道を利用できます。

・eきっぷやこだま指定席きっぷを使えば安くなる？

JR九州が運営している「JRおでかけネット」では割引サービスeきっぷをおこなっています。
割引き額は期間にもよりますが、例えば新山口―博多間の新幹線の料金が、指定席5,390円が5,070円まで割引されます。

また、こだま指定席きっぷの利用もオススメです。この運賃を利用すれば、新山口―博多間が3,500円まで値下げされますよ。のぞみなどに比べて少々時間こそかかりますが、とはいっても+10分程度なので、気にしないという方は積極的に使ってみましょう。

こういった割引サービスも、うまく活用してみてくださいね。

・福岡から那覇・石垣までの料金は？

福岡空港からは、那覇空港行きの直行便のほかにも、石垣空港までの直行便も運航しています。自分が観光したい場所によって利用空港も替えられるのも、福岡空港を利用するポイントのひとつです。
福岡空港から那覇空港、石垣空港を利用する場合、料金はいくら必要になるのでしょうか。

【ANA】
ANAからは那覇、宮古、石垣空港行きの便が運航しています。両区間のANAの料金は以下を参考にしてください。

ANA	那覇空港行き	石垣空港行き	宮古空港行き
普通運賃	29,720円～（FLEX　D）	46,100円～	44,900円～
75日前運賃	10,020円～	16,200円～	15,200円～
55日前運賃	10,320円～	16,700円～	15,700円～
45日前運賃	10,620円～	17,200円～	16,200円～
28日前運賃	11,520円～	18,700円～	17,700円～
21日前運賃	11,820円～	19,200円～	18,200円～
3日前運賃	25,420円～	37,600円～	32,800円～
1日前運賃	27,820円～	43,400円～	42,300円～

※2019年7月31日から計算した2019年10月16日の運賃
※時期、プランによって値段の変動あり

【JAL】
JALからは、那覇行きの便が定期運航されています。

JAL	那覇空港行き
普通運賃	31,020円～
75日前運賃	10,020円～
55日前運賃	10,320円～
45日前運賃	10,620円～
28日前運賃	11,520円～
21日前運賃	11,820円～
3日前運賃	25,420円～
1日前運賃	27,820円～

※2019年7月31日から計算した2019年10月16日の運賃

【LCC】
福岡—那覇間から運航しているLCCはピーチが挙げられます。これらの値段帯の目安は以下の通りです。

福岡―那覇	SKY	Peach
基本料金	20,020円～	4,110円～ （シンプルピーチ）
いま得	6,820円～	―
たす得	7,920円～	―
バリューピーチ （国内線）	―	7,110円～
プライムピーチ （国内線）	―	9,240円～

福岡空港は利用する航空会社によっては交通費を抑えることも可能です。また、ソラハピでは搭乗日前日からの各航空会社を比較した最安航空券も検索、予約できます。
急な用事で航空券が入用になったときなどはぜひ利用してみてください。

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どこを目指す？沖縄各地の紹介と那覇空港からのアクセス

沖縄県全体は東シナ海を含む海に囲まれた離島からなる県です。沖縄県でも有名な観光名所を幾つも回ろうとすればなかなか骨が折れることでしょう。
島から島へはフェリーで行き来する場合、場所によっては何時間もの時間を費やしてしまうことも。那覇空港からアクセスしやすい観光地、沖縄本島からアクセスしやすい観光地などについてご紹介します。

沖縄本島内にある観光名所

那覇空港にはモノレールが設けられており、那覇空港から那覇市内へアクセスしやすくなっていますので、ホテルに向かう前に少しだけ観光することも可能でしょう。

那覇空港からアクセスしやすい観光名所、沖縄本島からアクセスしやすい観光名所は以下が挙げられます。いってみたいところがあれば、旅程に組み入れてみてくださいね。

沖縄本島内の観光地

沖縄本島の観光地のなかでもいくつかピックアップしていきます。ぜひ、参考にしてみてください。

首里城（公園）
沖縄県の有名な観光スポットとしてよく挙げられる、那覇市内の首里城。鮮やかな紅の建築物が特徴的な首里城は沖縄のシンボル的存在であり、琉球王朝の王城のなかでも最大規模の城です。また、NHKの大河ドラマなどの舞台になった場所でもあります。

アクセス方法としては、那覇空港からモノレールで首里駅下車、徒歩15分ほどです。

識名園（しきなえん）
琉球王朝時代にも利用された識名園は、回遊式庭園と呼ばれるスタイルをとっています。池を中心として家や庭を作ることで、池を周りながら四季折々の風景が楽しめるようになっているのです。中華風でありながら、琉球時代独特の建造物となっている識名園。現在では世界遺産にも登録されています。

那覇空港からはモノレール首里駅下車。タクシーに乗車して約15分の場所にあります。

琉球村
古き良き沖縄の文化、伝統を学び、楽しめるテーマパークです。沖縄各地の古い建物が移築されていることから、琉球時代独特の建築物を目で楽しめるほか、藍染めなどの伝統工芸も体験することも可能です。旅の思い出になることは間違いなしなのでぜひ、足を運んでみてください。

タクシーやレンタカーでお越しの人は、那覇空港から国道58号線を北へ30㎞ほど。かかる時間は約60分が目安です。
那覇市内から沖縄バス、琉球バス路線、名護行きから約60分です。

沖縄本島から短時間でアクセスできる観光地

沖縄本島にはないものの、フェリーなどで比較的アクセスしやすい観光地は以下がおすすめです。

水納島（みんなじま）
水納島の形がクロワッサンに似ていることから、クロワッサンアイランドの愛称で親しまれている島です。本部半島の沖から1.5㎞ほど離れた場所にあるこの島は、沖縄本島の本部町にある渡久地港からフェリーで約30分、往復1,710円でアクセスできます。

水納島でのおすすめの過ごし方は夏季であれば、シュノーケル、ダイビングなどのマリンスポーツです。その他にも海水浴や美しい砂浜を眺めたりすることもできるため、海を楽しみたい人はぜひ水納島へ遊びにいくとよいでしょう。

津堅島（つけんじま）
キャロットアイランドとも呼ばれる津堅島は沖縄県うるま市から約4㎞の場所にある島です。うるま市平敷屋にある平敷屋港からフェリーで約30分、往復1,510円でアクセスできます。
津堅島の港からレンタルサイクルを借りれば約5～10分ほどでトマイ浜へアクセスでき、夏季になると、バナナボートやシュノーケルを楽しむこともできますよ。レンタルもおこなっているため、水着や貴重品など必要最低限の物だけ用意して遊びにいくことも可能ですよ。

沖縄県で魅力的な「橋」とは？

沖縄には近場の離島とつなぐ橋が建設されています。それらの橋を利用して観光してみるのもいいでしょう。また、橋から見る景色はとても心打たれるものですので、ぜひ楽しんでくださいね。

古宇利大橋

名護市の屋我地島と古宇利島を繋ぐこの橋は、約1.9㎞の長さがあります。エメラルドの海に囲まれた橋からみる景色は日頃の疲れを忘れさせてくれるほど素敵なものです。
古宇利島へ渡ってすぐはビーチとなっていて、夏は多くの観光客でにぎわいをみせていますよ。

海中道路

沖縄県うるま市にある海中道路は、浜比嘉島、宮城島、平安座島、伊計島を結びます。
橋から見る海は絶景で、道路途中にある海の駅のレストランでは、一面の海を見渡しながら食事を楽しむことも可能ですよ。レストランがある建物の2階には文化資料館、屋上デッキがあるので、別の位置から風景をご覧いただけます。

来間大橋

宮古島と来間橋を繋ぐ1.6㎞あるこの橋は沖縄有数のドライブスポットです。また、ゆっくり景色を見たい方は歩道もありますので、ちょっとしたウォーキングで景色を楽しむのもいいでしょう。北向きの歩道にはスツール付きの展望台があるので他の歩行者に気にしにくく満足が行くまで景色を見れますよ。

伊良部大橋

2015年に開通した伊良部大橋は、宮古島と伊良部島を結ぶ約3.5kmの橋です。この橋の開通により、空港のある下地島に隣接している伊良部島が宮古島とつながり、島間の移動がより便利になりました。

また、この橋の説明において忘れてはいけないのがその『絶景』です。美しいエメラルドグリーンの海原の上を橋の曲線がすっと伸びる様は、ただ見るだけでも素晴らしいもの。

もし運転ができるのであれば、ぜひその上を走ってみてください。晴れていれば上下美しい青に囲まれながら、潮風を切って走ることができますよ。その爽快感は、きっと沖縄ならではの貴重な体験となるでしょう。

まとめ

東シナ海に面し、温暖な気候な沖縄県は150以上の島々からなります。浅瀬は海底が見えるクリアな海なことから、とくに夏になるとさまざまな場所から観光客が訪れることでしょう。

山口—沖縄の移動は岩国空港からがおすすめです。しかし、山口市より西側、日本海側にお住まいの人は福岡空港のほうが近いこともあるため、状況に合わせてルートを選びましょう。

福岡空港からは沖縄直行便が多く出ていますので、時間調整もしやすくなります。お住まい地域によって行き来しやすい空港を選びましょう。

ソラハピでは搭乗日前日からの最安航空券が検索できます。急な用事で航空券が入用な場合はぜひ利用してみてくださいね。

（この記事は2019年7月31日に加筆・修正しています）

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