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2023.07.04

沖縄に日帰り旅行は可能?東京発なら9時間滞在できます!!

シーサーお出迎え
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美しいサンゴ礁や砂浜などで、日頃の疲れを癒したいと思いませんか?しかし、なかなか何日も休みが取れないという方も少なくないのが現実です。

しかし、現代では各地から沖縄・那覇空港へ向かう飛行機が運航されており、意外にも沖縄への時間的距離は短くなっています。

複数便が運航されている空港や折り返し便の設定に余裕のある空港からは「沖縄へ日帰り旅行」も夢ではありません。今回は沖縄への日帰り旅行を計画するときのポイントについて見ていきましょう。

沖縄への日帰り旅行を計画する際には時刻表をチェック!

沖縄への交通手段は空路・飛行機のほかに海路・フェリーがありますが、フェリーの場合日本本土最南端・鹿児島からの移動でも2日間をフルに使うことになります。そのため、日帰りという条件で見れば必然的に飛行機を選ぶことになるでしょう。

ただ海路より時間は短いとはいえ、日帰り旅行を実現させるにはフライトスケジュールをしっかり把握しておくことが大切です。

・まずは一番早い「那覇行き」の便を確認!

まず確認したいのがその空港から出ている「一番早い」那覇行きの便です。日帰りではあるものの、できるだけ滞在時間は長く取りたいもの。そのため一番早い便がいつ出るかは重要なポイントとなってくるでしょう。

ソラハピの検索ページではその日の便が価格とともに一覧で表示されるため、各航空会社の便を探し出すのに便利です。また空港のwebサイト、使いたい航空会社が決まっているときは航空会社の時刻表も参考にしてみてください。

・一番遅い「那覇発」の便も確認しよう

日帰り旅行を満喫するなら、できれば遅めの飛行機に乗りたいところ。そのため那覇空港から地元の空港へ向かう「最後」の便の時刻も確認しておきましょう。

このとき気を付けたいのが「空港から自宅まで」の終電。ここを押さえておかなければ、せっかく空港に着いても自宅に帰れず、旅の疲れが取れないまま翌日を迎えることになってしまいます。とくに遠くの空港を利用するときは、注意が必要です。

・地方空港発の日帰り旅行は難しい?

地方空港から沖縄へ行けるといっても、実際は1日1往復の設定であることが少なくありません。しかも時刻表を確認すると日帰りができないようなフライトスケジュールになっていることも多いのです。

日帰りが難しいフライトスケジュールになっている理由としては、以下の4つの問題点が考えられます。

【問題点①:空港の運用時間が短い】

発着便が多い大都市の空港は、そのぶん運用時間が長く取られていることが多いです。意外と運用時間の差が付くのが、「朝」。大都市の空港なら6時台・7時台にも出発便の設定がありますが、地方空港の場合9時以降になることも少なくありません。

また地方空港の場合は周辺の環境にも配慮して、夜も早めに運航が終了するような時刻が設定されていることも。羽田・関西・中部といった24時間運用の空港と比べると、どうしても滞在時間は短くなるでしょう。

【問題点②:ナイトステイしない機材運用】

地方空港は運用時間が短いこともあり、深夜早朝の国内線旅客便は夏季に一部設定されているのみ。そのためほとんどの飛行機とその乗務員はどこかの空港で一夜を過ごします。とくに航空会社が拠点と位置付けている空港以外でおこなわれるときは、この運用を「ナイトステイ」と呼ぶことが多いです。

しかし地方空港に発着するほとんどの飛行機はナイトステイをおこなわず、航空会社が拠点としている空港(多くは羽田空港)に戻ってくるようフライトスケジュールが組まれています。そのため那覇線を運航するためには「羽田空港から飛行機が来て」「羽田空港へ飛行機が戻る」時間が必要になってしまうのです。

ただでさえ運用時間が短い地方空港ですが、この時間の制約でさらに折り返しまでの時間が短くなってしまいます。

【問題点③:長距離フライト】

これらの問題点に加え、那覇行きは長距離フライトのため、飛行時間が長くなり「すぐに折り返し便が設定」されてしまいます。なかには折り返し設定ができず、行きと帰りで違う機材があてられることも。那覇空港到着時にはすでに出発便が出ているため、日帰りはほぼ不可能になります。

では2019年7月現在、沖縄に日帰りできる空港について、詳しく確認してみましょう。

海へ

那覇発着便が複数便運航されている空港

那覇発着便が何往復も運航されていれば、そのぶん滞在時間にも余裕が生まれます。この条件に当てはまるのは「羽田空港」「成田空港」「中部国際空港」「福岡空港」「鹿児島空港」と、「関西の3空港」です。
※下記の運行本数・発着時刻は、ダイヤ改定やシーズンや曜日による便の増減・発着時刻の変更などによって変動することもあります。航空券購入の際は、今一度発着時間をお確かめください。

・羽田空港発の場合

東京の玄関口である羽田空港(東京国際空港)は国内航空会社の多くが拠点と位置付けており、日本で一番離発着の回数が多い空港としても知られています。このうち羽田-那覇間はJAL・ANA・スカイマークが1日合計31往復を運航しており、柔軟な旅行計画が立てやすくなっています。

2019年7月現在、各航空会社の始発・最終便は次のような設定です。

航空会社 1日の便数 羽田発始発便 那覇発最終便
便名 出発 到着 便名 出発 到着
JAL 12往復 JL901 6:20 8:45 JL922 20:30 23:00
ANA 12往復 NH461 6:10 8:40 NH478 20:50 23:15
スカイマーク 7往復 BC511 6:30 9:15 BC0522 20:30 22:55

(臨時増便を除く)

ANAを利用する場合、帰りの搭乗手続き時間を考慮しても9時から20時まで、最長11時間沖縄県内の観光することが可能です。

なお羽田-那覇間には夏季期間の深夜に臨時便が運航されていますが、この便については後ほど取り上げます。

・成田空港発の場合

成田国際空港は東京都心から1時間と少し距離があるものの、低運賃のLCCが就航していることが特徴です。また千葉県内からは成田空港の方が近い、ということも多いでしょう。また内陸にある空港ですが東京の第2の玄関口ということもあり、6時から23時まで(2019年からは24時まで)と遅くまで運用されていることも、滞在時間を延ばしやすい点です。

ただしジェットスターは土曜日のみ運航する便などもあるため注意が必要です。

航空会社 1日の便数 成田発始発便 那覇発最終便
便名 出発 到着 便名 出発 到着
ANA 1往復 NH2159 17:55 20:40 NH2158 11:40 14:25
ピーチ 2往復 MM503 8:50 11:55 MM508 18:35 21:20
ジェットスター 3~4往復 GK303 8:15 11:10 GK310 19:05 21:40
GK301
※土曜
6:45 9:40 GK310
(火木土)
19:25 22:00

成田空港から沖縄へ行く場合、土曜日にジェットスターを利用すると最大で9時間ほどの沖縄観光が可能です。

・伊丹・関西国際・神戸空港発の場合

伊丹空港(大阪国際空港)・関西国際空港・神戸空港は「関西3空港」ともいわれ、いずれの空港も関西の玄関口として機能しています。いずれの空港からも沖縄路線が出ていますが、それぞれの空港ごとに特徴があるのです。

その前に各空港の始発便・最終便をまとめて確認してみましょう。

空港 航空会社 1日の便数 関西3空港発始発便 那覇発最終便
便名 出発 到着 便名 出発 到着
伊丹 JAL 2往復 JL2081 9:05 11:10 JL2088 17:55 19:55
ANA 3往復 NH763 8:15 10:20 NH770 16:50 18:55
関西 JAL※1 3往復 NU001 8:05 10:10 NU008 17:35 19:40
ANA 4往復 NH1731 8:00 10:00 NH1740 20:05 22:05
ピーチ
※2
2往復 MM211 8:00 10:15 MM220 20:30 22:30
火水金は5分遅れ
ジェットスター 2~3往復 GK351 8:55 11:05 GK354 15:10 17:10
GK358
※4
20:50 22:50
神戸 スカイマーク 3往復 BC591 7:50 9:55 BC596 15:10 17:15
ソラシド 3往復 SNA23
NH3723
8:10 10:20 SNA30
NH3730
19:20 21:20

※1関西空港発着のJAL便はJTA運航 
※2 関西では第2ターミナル発着(ほかの航空会社は第1ターミナル)
※3 ANAからもコードシェア便として予約可能
※4 水曜日その他運休日あり

関西3空港のなかでは関西国際空港発着便が一番多く、また24時間空港ということもあり最終便も遅くまで設定されていることが特徴です。たとえばピーチの最終便で帰る場合、最大で9~10時間ほどを観光に費やすことができるでしょう。ただし大阪市内からは少し距離があるため、最終の電車にも注意しておいてください。

一方伊丹空港は運用時間が原則21時までに設定されているため、最終便もほかの空港に比べて早めに設定されています。そのぶん滞在できる時間も短く、行きANA・帰りJALを利用したとして最大4時間ほど。

神戸空港の場合、ソラシドエア利用で最大8時間ほど、行きをスカイマーク便に変更すればさらに30分長く観光できます。

また居住地によってはこれら空港を組み合わせることもひとつの方法です。たとえば時間が早い往路は伊丹空港から、帰りは関西空港へ戻ってくるというのも有効ではないでしょうか。

・中部国際空港発の場合

東海地方の玄関口である中部国際空港(セントレア)と那覇空港の間には1日12~13往復が運航されています。

航空会社 1日の便数 中部発始発便 那覇発最終便
便名 出発 到着 便名 出発 到着
JAL※1 4往復 NU043 7:35 9:45 NU048 20:00 22:10
ANA 2往復
※2
NH301 8:40 10:55 NH308 18:00 20:10
ソラシドエア
※3
2往復 SNA65
NH3765
11:15 13:30 SNA70
NH7770
15:20 17:35
スカイマーク 3往復 BC549 6:05 8:15 BC558 21:50 23:55
ジェットスター 1~2往復 GK383 11:55 14:15 GK384 15:00 17:10
GK381
※4
7:30 9:50

※1 JTA運航
※2ANA単独運航便のみ 
※3ANAとのコードシェア
※4土日及び一部日運航

中部国際空港はスカイマークで行くと朝から夜まで、最大13時間を沖縄での観光に充てることができます。ただし最終便の到着時、中部国際空港のメインアクセスとなる名鉄空港線や三重県津市への高速船などは運行を終了しています。

この場合は、名古屋駅行きの空港連絡バスを利用するかタクシー、もしくは帰りを見越して自家用車で空港へ行く必要があるかもしれません。

またスカイマークは夏季に限り、最終定期便より1本遅い臨時便を運航しています。こちらについては後ほどご紹介します。

・福岡空港発の場合

博多駅から地下鉄で10分と利便性が高い福岡空港。東京や大阪と比べれば沖縄への距離も短く、長い時間滞在できるように感じるでしょう。

しかし市街地から近い空港ではどうしても騒音の問題から、運用時間が限られてきます。福岡空港の場合は定期便設定が7時から22時までに制限されているため、24時間運用の羽田空港・関西国際空港・中部国際空港よりも時間は短くなる傾向にあります。

航空会社 1日の便数 福岡発始発便 那覇発最終便
便名 出発 到着 便名 出発 到着
JAL※1 6往復 NU051 7:10 8:40 NU062 19:40 21:25
ANA 8往復 NH1201 7:05 8:40 NH1216 19:30 21:15
スカイマーク 4往復 BC501 8:00 9:40 BC508 19:15 21:00
ピーチ 2往復 MM283 10:30 12:15 MM288 18:40 20:25

※1 JTAによる運航

JAL(JTA運航便)を利用すれば10時間ほどを沖縄観光にあてることが可能です。

・鹿児島空港発の場合

地方空港では唯一、鹿児島空港からはソラシドエアが1日2往復を那覇に向けて運航しています。時間も朝と夜に分かれており、日帰りにも利用しやすいスケジュールです。

航空会社 1日の便数 鹿児島発始発便 那覇発最終便
便名 出発 到着 便名 出発 到着
ソラシドエア
※ANAコードシェア
2往復 SNA83
NH3783
09:55 11:30 SNA86
NH3786
19:50 21:10

ほかの都市空港と比べると短めですが、それでも7時間半ほどを沖縄で過ごすことができるのです。

泡盛

折り返しに余裕のある空港

1往復しか沖縄線が設定されていない地方空港でも、機材運用に余裕があり、十分観光ができる空港が2か所あります。

・岡山空港(10時30分着・18時30分発)

JAL(JTA運航)が1往復設定していますが、到着から折り返しまでの余裕が8時間あり、およそ7時間を沖縄観光にあてることが可能です。

・宮崎空港(10時30分着・16時25分発)

ソラシドエアが1往復運航されていますが、こちらも到着から折り返しまで6時間ほどあり、5時間ほどは観光に活用できます。

・(番外編)北九州空港

北九州空港の場合、直行便である北九州-那覇線では観光の時間を取れずに折り返しとなってしまいます。しかし24時間空港であることを活かし、羽田経由のスケジュールを組むことで、沖縄への日帰り旅行をおこなうことが可能になります。

(行き)
北九州空港 5:30発→SF73便→ 7:00着 羽田空港
羽田空港 8:35発→NH467便→ 11:10着 那覇空港

(帰り)
那覇空港 19:10発→NH476便→ 21:40着 羽田空港
羽田空港 22:55発→SF95便→ 24:35着 北九州空港

このとき使うスターフライヤー便は、ANAコードシェアの対象外になっている便です。羽田空港内では北九州線は第1ターミナル・ANAが第2ターミナルを利用する関係で第1⇔第2ターミナル間の移動が必要というデメリットはあるものの、およそ7時間の滞在が可能になっています。

ターミナル間の移動が大変、という方は羽田で手荷物の受け取り、再預け入れが必要になるものの、JALやスカイマークといった第1ターミナル発着の航空会社を選ぶのも手でしょう。

またスターフライヤーは深夜に羽田発着の臨時便を設けることもあり、その場合はさらに羽田到着を遅くすることが可能です。

・日帰りが難しい空港

次の表で挙げる空港では折り返し時間に余裕がなく、日帰り旅行は難しいといえます。

空港 航空会社 鹿児島発始発便 那覇発最終便 自由時間
出発 到着 出発 到着
新千歳 ANA 10:50 14:25 13:25 16:50 ※1
仙台 ANA 11:55 14:50 14:05 16:50 ※1
茨城 スカイマーク 11:00 13:55 14:10 16:45 ※1
新潟※2 ANA 11:20 14:00 14:35 17:05 折り返し
小松 JAL※3 14:00 16:20 11:10 13:15 ※1
静岡 ANA 13:20 15:45 13:25 15:45 ※1
岩国 ANA 11:35 13:35 14:30 16:20 空港滞在
広島 ANA 11:25 13:20 15:30 17:20 1時間半
高松 ANA 11:45 13:45 14:40 16:35 空港滞在
松山 ANA 10:50 12:35 13:20 15:10 折り返し
長崎 ANA 11:45 13:20 15:15 16:50 1時間
熊本 ANA 11:05 12:40 15:15 16:50 2時間半

(2019年7月現在)
※1到着時刻が折り返し時刻を過ぎている、もしくは乗り継ぎ接続不可 ※2 夏季(6~9月)運休 ※3 JTA運航

到着前に那覇発の便が出発してしまう路線はもとより、折り返し自体はできても現地での滞在時間が十分に取れない路線が意外と多いことがわかるのではないでしょうか。残念ではありますが、これらの空港が最寄りの場合は沖縄への日帰り旅行が難しい、と考えておいてください。

夏季は臨時深夜便も要チェック!

旅行シーズンの夏は羽田空港・伊丹空港などで沖縄線の増便がおこなわれます。ただこれとは別に、ANAやスカイマークが深夜早朝に臨時便を設定することもあるのです。

・那覇空港は24時間運用がおこなわれている

那覇空港は沖縄本島の西端に造成された空港で、南北に伸びる滑走路の先はどちらも海面です。そのため離着陸の騒音被害が小さく、24時間運用が行われる数少ない空港のひとつとなっています。

ほかに24時間運用がおこなわれている空港は羽田・関西国際・中部国際・北九州といった「海上空港」と、周辺地域との合意がある新千歳空港の5空港です。また周りに干拓地が広がっているため騒音被害が抑えられる佐賀空港も、24時間に近い運用が可能となっています。

通常深夜は貨物便を中心に運航がおこなわれますが、夏は沖縄への旅行需要を見込み、羽田空港・中部国際空港と那覇空港の間で深夜早朝フライトがおこなわれるのです。

・ANAギャラクシーフライト(NH999・NH1000便)

ANAは深夜早朝に運航する便を「ANA ギャラクシーフライト」と名付けており、羽田・沖縄間で1往復を設定しています。2019年は7月12日から8月31日の間、次のようなフライトスケジュールで組まれています。

(2019年夏)

区間 便名 運休日(出発日基準) 出発 到着
羽田→那覇 NH999 日曜深夜・8/31深夜 22:55 翌日1:35
那覇→羽田 NH1000 7/12早朝・月曜早朝 3:35 5:55

たとえば前日仕事で、翌日沖縄への日帰り旅行を計画していると仮定しましょう。通常であれば当日早起きして空港に向かわなくてはなりませんが、ギャラクシーフライトなら19時に仕事が終わっても3時間ほど余裕があるのです。

すると、一度自宅に戻って旅行の荷物を取ってくることも可能でしょう。あるいは近くの駅のコインロッカーに荷物を預けておけば、もう少し残業が長引いても大丈夫と考えることができます。

なお、空港に着いてからは午前2時以降でもチェックインが可能なホテルを事前予約しておくか、レンタカーを手配しておくと便利です。
シーサー乾杯

・スカイマークの深夜早朝便

スカイマークも7月から10月にかけての旅行シーズン、早朝深夜便を設定しています。スカイマークの場合「羽田-那覇線」だけでなく中部空港から那覇空港へ向かう路線、羽田空港から北海道方面に向かう路線の計3往復を運航していることが特徴です。

2019年夏ダイヤにおける那覇着・那覇発の時刻は次の通りです。

区間 便名 出発 到着
(羽田・中部発)
羽田→那覇 BC059 2:40 5:15
中部→那覇 BC547 0:05 2:05
(那覇発)
那覇→羽田 BC052 2:40 4:55
那覇→中部 BC550 6:00 8:10

※月曜早朝および7/2・7/9と9~10月の火曜早朝は運休

飛行機の運用の都合上、中部空港からのフライトでは深夜2時の那覇へ到着します。一方羽田空港からのフライトはANAと比べると公共交通機関が利用しやすいスケジュールになっているといえるでしょう。

一方那覇発の便はいずれも交通機関が動き出す前のため、空港へのアクセス手段には注意が必要です。

・利用上の注意点

これら深夜早朝便の利用時に気を付けたいことが3つあります。

【予約ミスに注意】

これらの便は「出発日」基準で予約することになります。とくにスカイマーク便の場合、羽田空港や中部国際空港を「日付を超えてから」離陸することになるので注意が必要といえるでしょう。

【交通機関の終電を確認】

空港が24時間運用されているといっても、そこにつながる交通機関までも24時間運行されているわけではありません。加えて空港内で朝まで過ごせるようなスペースも限られます。タクシーやレンタカーを事前に手配しておき、空港到着後もスムーズに動けるようにしておきたいものです。

ちなみに那覇空港に直通する「ゆいレール」の始発・終電時刻は次の通りとなっています。

主要停車駅 始発 終電
那覇空港 6:00 23:57
県庁前(那覇市中心部最寄り) 6:12 23:45
首里 6:27 23:30

(2019年7月現在。2019年10月の首里-てだこ浦西間開通に伴い、時刻は変更される可能性があります)

早朝・深夜の便を予約する場合、いつも以上に接続する交通機関の状況を調べておきましょう。

【那覇空港からの移動手段を考えておく】

ANAのギャラクシーフライトおよび中部空港からの深夜便は深夜1時30分から2時頃那覇空港に到着します。しかしこの時間ゆいレールは運行時間外で、旅客ターミナルもほとんどの区域が閉鎖されているのです。

那覇空港はほかの空港と比べると市街地に近いとはいえ、深夜歩いて向かうのは不安が残ります。タクシーの手配などができるよう、手元の現金には余裕を持っておきたいところです。

また事前予約があれば深夜の時間帯でもレンタカーを借りることは可能です。沖縄本島内を回ることを考えている場合、レンタカー活用もひとつの手でしょう。

なおスカイマークの羽田-那覇便の場合は到着が比較的遅く、6時始発のゆいレールとも接続しやすくなっています。

まとめ

現在では各地から直行便が多く運航されていることもあり、遠い沖縄への日帰り旅行は決して夢の話ではありません。羽田発着で最大11時間、中部空港発着の場合だと13時間を観光にあてることができるため、日帰りでも充実した旅にすることができるでしょう。

さらに旅行シーズンの夏は羽田・中部国際空港に深夜早朝便が設定されており、より柔軟な旅行計画を立てやすくなっています。ただし到着時刻には交通機関が動いていない場合もあるので、移動手段についてしっかりと考慮しておいてください。

【ソラハピ】の検索ページでは各地から沖縄行き航空券の最安値を検索することが可能です。もちろん逆区間にも対応しており、日帰り旅行の計画を立てるには持って来いといえるのではないでしょうか。どのくらいの料金になるか、一度検索してみることをおすすめします。
(この記事は2019年7月31日に加筆・修正しています)

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