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2023.07.04

JALとANAは何がどう違うの?料金やサービスの比較【まとめ】

JALとANAは何がどう違うの?料金やサービスの比較【まとめ】
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JAL(日本航空)とANA(全日本空輸)の違いは?と聞かれると、戸惑う方も少なくないのでは?もちろん両社とも日本を代表する航空会社ですが、普段飛行機を利用しない方だと、明確な違いをご存知じゃない方も多いでしょう。

まして今後飛行機を利用する予定だと、JALとANAのどちらを利用しようか悩んでしまいます。そこで今回は、この両社の料金やサービスなどの違いを比較してみました。自身に合った航空会社がどちらなのか見ていきましょう。

JAL・ANAの料金と路線

・JALとANAの料金の比較

航空会社を選ぶ際に、まず気になるのは「料金」ではないでしょうか。そこで最初にJALとANAでは料金にどのような違いがあるのか具体的に見ていきましょう。

羽田空港から伊丹空港までの料金

JAL・ANAの料金と路線

JALとANAは早割という早期予約・購入で航空券を安く購入できる割引制度があります。例として上表に羽田空港から伊丹空港までの料金を掲載していますが、JALとANAではあまり差はありません。

ただし、予約の取り消しをする際に両社の違いがあります。

ANAは、搭乗日の55日前であれば取り消し手数料はかかりません。払い戻しの手数料は航空券1枚につき430円です。取り消しに手数料がかからないため、利用しやすくなっています。

一方でJALは、航空券1枚につき430円の払い戻し手数料に加え、「運賃の50%相当」の払い戻し手数料がかかります。ANAとは異なり、取り消し日が55日前であっても同様です。

・路線の比較

次に気になるのが路線の多さではないでしょうか。

路線の比較の前に、まず「コードシェア」について説明しておきます。コードシェアは、よく飛行機を利用する方であれば、一度は聞いたことがあるでしょう。コードシェアとは簡単に言うと「共同運航」のことです。

たとえば北海道の航空会社であるエア・ドゥは、ANAで予約し、ANA便として利用することができます。つまりANAとして利用することで、ANAのマイルを貯めることができます。

しかしエア・ドゥで予約した場合は、エア・ドゥ便として扱われるのでANAのマイルは溜まりません。こうしてコードシェアすることで、ANAは路線は拡大され、エア・ドゥは座席の販売数が増えるという双方のメリットがあります。

さて話を戻して、JALとANAではどちらの航空会社の路線が多いのでしょうか?国内線の路線を比較してみると、地方空港を網羅しているのはJALです。

JALはトランスオーシャン航空、日本エアコミューター、琉球エアコミューターなどとコードシェアしているので、ANAが飛ばない離島へも運航しています。ANAにも宮古島や石垣島への便はありますが、その他の島への便はありません。また、山形空港や松本空港なども、JALのみの運航となっています。

ANAはJALに比べると路線が少ないですが、羽田から福岡間ではスターフライヤーと、羽田から新千歳間ではエア・ドゥとコートシェアしているため便数が多いです。

特に羽田から各都市に向かう場合はANAのほうが便数が多いため、好きな時間を選べるメリットがありますね。

一方で羽田から主要都市へはANAが便利ですが、地方都市へ向かう場合は地域によってはJALのほうが便利です。
JAL・ANAの料金と路線

JAL・ANAの座席の種類

普通席を利用する場合は、どちらの航空会社もあまり違いはありません。JAL・ANAともに、国内線での座席の前後の間隔は「79㎝」です。

JALのファーストクラスは国内線の運賃にプラス「8,000円」を支払うことで利用することができます。またマイルは区間の「50%」が加算されます。優先チェックインや、ラウンジの利用も可能です。羽田空港や新千歳空港では、ダイヤモンド・プレミアムラウンジという最上級のラウンジが利用できます。

予約をしていなくても、当日に空席があれば8,000円支払ってアップグレードすることも可能です。ファーストクラスへの切り替えは空港カウンターで手続きをすることができます。

一方でANAのプレミアムクラスは、JALのファーストクラスに比べて導入路線が多いのが特徴です。1~2万円程度で利用可能な路線もあるので、使い勝手がいいです。また優先チェックインや、ANAラウンジを利用することできます。

ちなみにJALは、エコノミークラスとファーストクラスの間の「クラスJ」というミドルクラスを利用することができます。路線や航空券の種類に関係なく、1,000円プラスすることで利用可能となります。シートもこだわられており、普通席よりも疲れにくいです。

JAL・ANAのラウンジの違い

各空港には航空会社が運営する「ラウンジ」というものがあります。

・JALのラウンジがある空港

JALのラウンジがあるのは下記の空港です。
JALのラウンジがある空港
ファーストクラスをご利用の方なら、通常は「サクララウンジ」と呼ばれるラウンジが利用できますが、新千歳空港と羽田空港、伊丹空港では「ダイヤモンドラウンジ」が利用できます。また「サクララウンジ」は同行者1名まで利用可能です。このラウンジでは無料のソフトドリンクやアルコールを楽しむことができるほか、Wi-Fiやシャワーを利用することも可能です。

ファーストクラスに乗らない方も事前に予約しておけば、1人3,000円で利用することができますよ。

ダイヤモンドラウンジでは、パンやおにぎり、スープなどの軽食を食べることができます。専用の保安検査場があり、セキュリティチェックを受けてそのまま登場口に向かうことができます。

ただしダイヤモンドラウンジは一般客の利用はできません。

・ANAのラウンジ

ANAのラウンジがあるのは次の空港です。
ANAのラウンジがある空港
通常は「ANAラウンジ」を利用しますが、那覇空港と羽田空港、伊丹空港では「スイートラウンジ」が利用できます。プレミアムクラスに乗らない場合でも、「ANA MY CHOICE」というサービスを予約すれば、羽田空港ANAラウンジであれば1回3,100円で利用することができます。

スイートラウンジは年間の登場回数が多く、メンバーサービスがダイヤモンドステージになることで利用可能です。パンやスープなどの軽食が食べられたり、シャワーを利用することができます。

サクララウンジ・ANAラウンジは一般でも3,000円程度で利用できるので、特別な旅行などで利用してみてはいかがでしょう。
JAL・ANAのラウンジの違い

JAL・ANAの機内サービス

JALとANAに料金面での違いはあまりありませんでしたが、サービス面はどうでしょうか?

どちらの航空会社でも、機内サービスとして無料のドリンクを提供しています。また普通席では無料で機内食を食べることはできないのも共通しています。

しかしANAの場合、機内販売で食事を購入することが可能です。スナック菓子やアイスなどの軽食やアルコールも購入できます。JALでは、軽食やアルコールの販売はありません。

またJAL・ANAどちらも機内でWi-Fiを利用することができます。ドラマやアニメ、バラエティ番組などの動画を視聴することができます。ANAでは電子書籍の利用も可能です。

しかしANAのWi-Fi利用は有料です。40分550円のプランか、離陸の5分後から着陸の5分前まで1,050円で利用できる2つのプランがあります。

一方JALでは、無料でWi-Fi回線を利用できます。利用者が多くなるため、速度が落ちることもありますが、非常に便利ですね。

手荷物の制限

JALとANAでは手荷物の制限も違います。

・預け荷物

JALの場合、普通席やクラスJでは荷物の総重量は「20㎏まで無料」、ファーストクラスでは、「45㎏まで無料」となっています。

ANAも普通席では荷物の総重量「20㎏まで無料」と、JALと同じです。しかしプレミアムクラスの場合、荷物の総重量が「40㎏まで無料」となっており、JALのファーストクラスよりも5㎏少ないです。

どちらの航空会社でも、普通席の場合は最高で「32㎏まで」、ファーストクラス・プレミアムクラスでは最高「100㎏まで」預けることができます。個数制限はないので、重量制限を超えた場合は、荷物を複数に分けることで預けることができます。

サイズの制限は、JALの場合「50㎝×60㎝×120㎝以内」、ANAの場合は「各辺が203㎝以内」です。JALのほうが預け荷物の幅が広いので、荷物が大きい場合はJALを選ぶといいでしょう。
手荷物の制限

マイルの貯めやすさ

飛行機を頻繁に利用する機会が多い人は、マイルが貯めやすさというのも航空会社を選ぶ上では気になるところですよね。

JALとANAでは基本的にマイルの貯まりやすさにほとんど違いはありません。しかし、JALには、ANAにはないツアープレミアムというものがあります。

ツアープレミアムとは、カード年会費に2,160円プラスして対象割引運賃で搭乗すると、マイルが100%加算されるというものです。対象運賃は先得や個人ツアーなどです。国際線の個人ツアーも対象です。

JALのツアーに参加したり、先得を利用する場合は、JALカードを作りツアープレミアムに加入するのがオススメです。他にもJALはポンタポイントをJALマイルと交換して搭乗できるキャンペーンを行っています。

そうした点を加味したマイルでの貯まりやすさで考えると、JALに軍配が上がります。

ちなみに両社とも搭乗以外でもマイルを貯めることが可能です。JAL・ANAともに、ポイントサイトでポイントを貯めて、マイルと交換することができます。

まとめ

JALとANAを「料金、運航路線、機内サービス、マイルの貯まりやすさ」の観点から比較してきました。

両社とも細かく見ていくと違いがありますが、旅客である航空会社にどんな便利さを求めるか?の視点から選ぶのがいいでしょう。

最期にJAL・ANAの航空券をお探しでしたら当サイト【ソラハピ】のチケット検索ページをチェックしてみてください。両航空会社の格安航空券を見つけることができますよ。

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