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2023.07.04

JALの早割は8種類!何日前に予約すべき?当日でも1万円以上安くするコツ・ウルトラ先得・スーパー先得とは

飛行機で旅行
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JALに安く乗りたいときには、「早割」の利用がおすすめです。JALウルトラ先得・スーパー先得や特便割引を利用すると、運賃を1/3程度まで安くできる場合もあります。

2021年4月8日(現在)、ゴールデンウィークが近づいていますね。航空券を安く買う方法を知りたい方も多いことでしょう。

そこで当記事では、JALの早割制度「先得」と「特便」割引について、基本情報やメリットデメリットについて紹介していきます。

先得と特便割引の違いについても触れていきますので、JAL早割の利用を検討されている方は、ぜひご覧ください。

JAL早割の種類|7日前までに予定を決めよう

JALの先得割引と特便割引の種類は、すべて合わせて8つあります。


JAL早割運賃表【羽田から新千歳空港】

運賃の種類 運賃(公式サイト) 予約期限
普通運賃 41,160円 当日
特便割引1 35,260円~ 搭乗日の前日まで
特便割引3 28,960円~ 搭乗日の3日前まで
特便割引7 28,960円~ 搭乗日の7日前まで
特便割引21 23,460円~ 搭乗日の21日前まで
先得割引プランA 16,360円~ 搭乗日の28日前まで
先得割引プランB 16,360円~ 搭乗日の45日前まで
スーパー先得 15,960円~ 搭乗日の55日前まで
ウルトラ先得 14,760円~ 搭乗日の75日前まで

※2021年3月22日時点
※運賃・割引率は日によって異なります

感染症の影響によって、1か月前の予約が難しい場合がありますよね。

予定のギリギリまで、感染者数の増減を見極めたいときは、JAL特便割引7を推奨します。

7日前の予約であれば、チケット販売サイトよりもJAL公式サイトから購入するほうがお得になる確率が高いためおすすめです。

ただし、当日~3日前予約の際は、チケット販売サイトからJALの航空券を購入する方が、お得になるケースもあります。

以下にて、JALの普通運賃とチケット販売サイト「ソラハピ」での価格を、カンタンに比較してみますね。


羽田→新千歳(片道)
当日予約時のチケット価格を比較


【JAL】
普通運賃…38,760円
【ソラハピ】JALチケット…25,660円

※2021年4月8日発/同日12:30時点で購入できる航空券の価格

上記の場合、購入方法をかえるだけで13,100円お得な価格でJALに搭乗できます。

チケット販売サイトについては、当コラムの「当日・直前予約でも運賃を1万円以上安くする方法」にて詳しくご紹介していますので、ぜひご覧くださいね。

次は、「特便・先得の共通のメリット」「共通のデメリット」「異なる点」の3つを確認していきます。


■特便割引と先得の共通のメリット

特便割引・先得の共通点は、早く予約すればするほど割引率が大きくなることです。

上記のケースだと、前日予約(特便割引1)では1万円以下の割引ですが、3日前予約(特便割引3)なら1万円以上安くなっています。

75日前予約(ウルトラ先得)なら、普通運賃より2万円以上安い価格で搭乗することも。

予定を早めに決められるときは、1~2か月前に予約ができると、JALをお得に利用することができます。


■特便割引と先得の共通のデメリット

特便と先得割引がもつ共通のデメリットは、予約変更が不可であることです。

予約した便に乗れなくなったときは、一度取消手続きをおこなうこととなります。ただし、「席のグレードの変更」は可能です。

項目 特便割引 先得
ファーストクラス・クラスJの予約の可否 ファーストクラス:不可
クラスJ:先得Aのみ可

※2021年4月8日現在

当日ファーストクラス・クラスJに空席がある場合に限り、下記の追加料金を支払うことでアップグレードできます。

先得の場合、ファーストクラスの利用不可、予約した日によってはクラスJも利用できない点にご注意くださいね。


【クラスアップグレード料金】

ファーストクラスへの変更:8,000円
     クラスJへの変更:1,000円

普通席とクラスJの価格差は千円ほどです。普通席よりもクラスJの方が、広い座席となっています。


【普通席】

 座席間隔:平均79㎝
 シート幅:平均44cm

【クラスJ】

 座席間隔:平均97cm
 シート幅:平均47cm

クラスJの座席には本革が使用されており、普通席にない機能も多数そろっています。

搭乗日当日に座席のアップグレートをしたいときは、現場のJALスタッフに問い合わせてみてくださいね。

余裕があるときは「先得」がおすすめ

搭乗予定日までに28日~45日以上空きがあるときは、「先得」での予約がおすすめです。

この早割なら、普通運賃よりもとても安い価格でJAL飛行機に乗ることができます。


■特便割引21と先得割引プランA(28日前予約)の料金差

特便割引21と先得割引プランAには、予約期限に1週間の違いしかありません。

ところが、上記の表のケースだと、特便割引21先得割引プランAの料金には7千円ほどの差があることがわかります。

上記の表を一部抜粋したものをご覧ください。


JAL早割運賃表【羽田から新千歳空港】

 普通運賃 :41,160円
特便割引21 :23,460円~
先得プランA :16,360円~

※2021年3月22日時点
※運賃・割引率は日によって異なります

日数に余裕があるときは、28日前よりも早い段階での予約がお得です。


■先得割引・ウルトラ先得・スーパー先得は予約開始と同時にすぐ埋まることも!

先得・ウルトラ先得・スーパー先得はとても人気がある航空券です。

そのため、お盆や年末年始などの時期は競争率が高くなるため、すぐに席が埋まってしまうことも。

人の往来が激しい時期に飛行機を利用することが、あらかじめわかっているときは、早めの予約がおすすめです。

ちなみに、先得・ウルトラ先得・スーパー先得の申し込み開始日は「搭乗日から330日前」となっています。


■先得・ウルトラ先得・スーパー先得の違いは割引率のみ

先得・ウルトラ先得・スーパー先得の違いは、「割引率」と「予約期限」のみです。

搭乗日まで75日以上余裕があるときは、ウルトラ先得を利用するとよいでしょう。

ただし、無理な事前予約は「取消手数料」の支払い負担を発生させるおそれがあります。

予定が明確にわかっているときのみ、利用することがおすすめです。

【注意】キャンセルには手数料がかかる

運賃面において非常にお得な先得割引・特便割引ですが、キャンセル時には「取消手数料・払戻手数料」を支払う必要があります。


【JALの取消/払戻手数料】

取消日時 特便割引 先得
購入後~出発55日前 440円※1 440円※3
出発54日前~出発前 運賃額の5%※2 運賃額の50%
出発後 運賃額の90%※4 運賃額の90%

※2020年1月20日現在
※1・3予約の取消のみをおこない、後日払戻をおこなう場合は、払戻手続き日の手数料が適用となります。

※2【対象エリア】伊丹-新潟/松山/但馬、福岡-宮崎、鹿児島-種子島/屋久島、那覇-石垣/宮古/久米島は440円

※4【対象エリア】伊丹-新潟/松山/但馬、福岡-宮崎、鹿児島-種子島/屋久島、那覇-石垣/宮古/久米島は440円+運賃額の85%

特便割引の場合、路線・運賃にもよりますが取消手数料払戻手数料を合わせても、1,000円前後の手数料で済むことが多いようです。

しかし先得の場合では、「運賃額の50~90%」を上乗せした金額を請求されます。その結果、先得のキャンセル料金として4,000~7,000円もかかってしまうことも。

出発前の55日前までにキャンセルをすれば、先得でもキャンセル料金が1,000円前後で済みます。

先得を申し込んだ後に、都合がかわったときは、なるべき早めに手続きをおこなってくださいね。

「先得」と「特便割引」の4つの違い

特便と先得の違いは4つあります。


■予約期限
■ツアープレミアムの利用の可・不可
■FLY ONポイント獲得の可・不可
■ファーストクラス・クラスJの利用制限

まずは予約期限から確認していきましょう。


JAL早割プランの「予約期限」

特便割引を利用するときは「搭乗日から前日~21日前」に予約を、先得の場合は「28日~75日前」に事前予約をする必要があります。

特便の場合は割引名に、1・3・7・21とあるため予約期限がわかりやすいです。

しかし先得は、プランA(28日前)・プランB(45日前)・スーパー(55日前)・ウルトラ(75日前)という表記であるため、すこしわかりにくいかもしれません。
※2021年3月22日現在

1日でも予約期限を過ぎてしまうと、希望していた割引プランが利用できなくなるおそれがあります。

JALの早割の利用を検討している方は、余裕のある予約がおすすめです。


「ツアープレミアム」「FLY ONポイント」とは

ツアープレミアムとは、通常のフライトマイルにボーナスマイルが加算される、JALカード会員限定の制度のことです。

FLY ONポイントとは、フライトマイルを元に換算されるポイントのことをいいます。

FLY ONポイントを貯めるとサービスステイタスを獲得でき、「予約時の優先キャンセル待ち」などといった権利が獲得できます。


【特便割引と先得の違い】

項目 特便割引 先得
ツアープレミアムの有無 ×
FLY ONポイントの有無 〇(400ポイント) ×
ファーストクラス・クラスJの予約の可否 ファーストクラス:不可
クラスJ:先得Aのみ可

※2020年1月20日現在

特便割引はFLY ONポイントが400ポイント貯まる上に、ファーストクラス・クラスJの予約もできます。

ただし、プレミアムツアーは対象外なため、先得に比べてマイルが貯まりにくいです。

先得にはFLY ONポイントはありませんが、その代わりにプレミアムツアーの対象であるため、特便割引よりもマイルが貯まりやすいといえます。

しかし先得には、ファーストクラス・クラスJの予約に制限があるので、広い席を希望する方はこの点にご注意ください。


JALの早割を使いつつクラスJを利用するなら

普通運賃よりも安い価格で、なおかつクラスJのシートを指定したい時は、「特便」または「先得割引プランA(28日前予約)」での予約となります。

先得割引プランB(45日前予約)やその他の先得プランでは、クラスJは利用できません

お得な価格でクラスJを利用したいときは、1~28日前までに予約をおこなってくださいね。

当日・直前予約でも運賃を1万円以上安くする方法

1ヶ月近く前に予約できるときは、JALの早割の利用がお得です。しかし、「そんなに早く予約するのは難しい」方も多いですよね。

直前または当日の予約となったとき、利用できる割引プランは少なく、割引率も低いです。

当日~3日前予約の際に利用できる割引プランの運賃を調べてみましたのでご覧ください。


【JAL】当日~7日前予約の早割価格
羽田から新千歳まで

普通運賃    39,760円
往復割引    36,710円 3,050円引き
ビジネスきっぷ 34,460円  5,300円引き
特便割引1    35,460円  4,300円引き
特便割引3    33,660円  6,100円引き
※2021年3月26日時点

当日予約でも、5千円安くなるのはお得ですよね。しかし、ビジネスきっぷはJALカード会員のみが利用できるプランのため、予約できない方も多いでしょう。


もっと安く!予約条件のない航空券の買い方

JALのチケットを購入するときは、JAL公式ホームページと「チケット販売サイト」の2つを確認してみてください。

チケット販売サイトで購入する方が、運賃が安くなるかもしれません!当記事では、【ソラハピ】で販売されているチケットの価格を参考に、運賃を比較していきます。


【2021年3月26日発の航空券価格】
羽田→新千歳空港


JAL公式サイトから購入できる航空券価格

 普通運賃(片道)41,160円

ソラハピから購入できるJALの航空券価格

 普通席 26,860円
 クラスJ 27,860円

※2021年3月26日11:00時点で購入できたチケットの価格

上記の場合だと、JAL公式サイトから普通運賃で購入するより、チケット販売サイトで予約する方が1万4千円以上安くなります。

当日予約でも1万円以上安くなるのは魅力的ですよね。利用する航空会社は同じでも、購入方法をかえるだけでお得に入手できます。

もちろん、チケット販売サイトでも売り切れは発生しますので、必ず購入できるものではありません。

しかし大きなコストカットが期待できますので、予約する前に一度、チケット販売サイトも確認してみることがおすすめです。

まとめ

JALの早割は8種類もあるために、少々複雑な制度に見えます。しかし、JALの早割において真にチェックすべきは「割引率・予約期限日」の2つです。

この2つさえ覚えておけば、だれでもカンタンに、そしてお得にJALを利用できます。

「もっと安くできないか」と思ったときは、チケット販売サイトも活用してみてくださいね。

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